先日久しぶりに遠出をした。
電車に乗ってバスに乗り・・の公共交通機関を使っての移動。
けれどそこは北国、満員電車ってことではない。
そこそこ満員の電車やバスにのって移動するので、私はいつものことでマスクをし帽子をかぶっていた。
私がマスクをするのは、風邪を引いているからではなく、風邪をうつされないためなのだが、この春まではその感覚が理解されなかった。
幸か不幸か、春頃に新型インフルエンザが騒がれだしてから、急にマスクを予防のために使う人が増え、自衛という方法で認知されるにいたったのだ。
これはとてもありがたいことだった。
マスクが一時期品切れになり、オイルショックのときのトイレットペーパーのようになったのはちょっと迷惑だったが、それでもマスクをする人が増えて私の変人度が下がった気がした。
また、風邪やインフルエンザを罹患している人がマスクをするのは常識!という空気が流れ出したのはいい効果だったと思う。
くしゃみやせきを撒き散らしてなんとも思わない人と、それを脅威に感じない人とは、なんと恐ろしいことだろうと思えてならないからだ。
なにも恐怖を植えつけたくてこんなことを言っているのではない。
風邪は万病の元というではないか。
この小さな感染症が、持病のある人、体力や免疫力の下がっている人に大きなダメージを与えることになる可能性があるのだ。
世のため人のためそして自分のため。
自己の管理のため、そして自分の周りの人のためにぜひマスクを活用しよう。
マスクをすれば風邪にかからないといっているのではないし、マスクをすれば風邪をひいていても外出して良いといっているわけでもない。
これでパーフェクトというわけではないが、お互い健康で気持ちよく暮らしていきたいではないか。
健康でいる生活を心がけ、体調が悪ければよく養生する、これが本来の道だが、そのためのひとつの道具としてマスクを使ってはいかがだろうか。
だからって、過度の買占めは慎んでおこうね。
マダムは健康に気を配る女。上手に道具を使って毎日いきいきと!