さて、おや??と思われた方。
あなたはスルドイ。
ハードの部分はまあそれとして、ソフトの部分は、見た目じゃない。
でもやっぱり見た目なのだ。
ソフト部分の感性や教養がそのままセンス、立ち居振る舞い、言葉遣いに出てくるのだから。
そして、それは立派に目に見えるものなのだ。
さらに人間はすごいもので、目に見えない雰囲気を見る力がある。
それを見た目に加算して評価するのだから、すごいもんである。
しかも、特殊能力者だけではなく、ごくふつ~の人が簡単にやってのける。
他人を勝手に評価するとはまこと無礼ではあるが、だまされず、自分に好ましい人間とだけ付き合おうとする人間の悲しいサガなのかもしれない。
ハードの部分は外見のことなので、一応の形を整えれば見た目は数段よくなることだろう。
しかし、ソフトの部分がついていかなければ、どこかギクシャクとしてアンバランスな、怪しい印象しか与えないことだろう。
よって、どちらも軽んじることはできない。
そしてどちらも、一朝一夕で変えてしまえるほど簡単なことでもない。
さあ、ぶどうさん、これからの計画はいかに?
マダムの道は山河あり。綿密な調査を怠るなかれ。