梅雨に入り、ますます引きこもり気味である。
たまには体を動かすべく、自転車で図書館までひとっ走り行ってきた。
何のことはない、晴れ間に本を返却し、また借りてきたかったからだが。
私も、私の実家にも宗教はない。
宗教系の学校に通ったことはなく、結婚後は夫も宗教に全く興味がなかったのでそのまま来てしまった。
宗教がなくて不便はない。
宗教がないのと信仰心がないのとは別物だからだ。
海外旅行のときに無宗教だと答えると怪しまれるそうなので、一応仏教徒ということにすることにはした。
しかし。。仏教がわかってないのに仏教徒。ちょっとどころか、かなり怪しい仏教徒だ。
話は戻るが、図書館で本を借りるようになって今まで読まなかったジャンルの本を選ぶようになった。
そのひとつが、宗教関係者の本。
本格的な宗教の話は難しくて馴染めそうにないので、軽いお話本ばかり。
しかも町の小さな図書館にあるのはキリスト教や仏教の本くらいで、イスラム教やユダヤ教など日本で帰依している人が少ない本はない。
軽い話と言っても固そうなのだが、そのなかでも面白いのが禅寺の和尚さんの本。
禅寺の和尚さんってどうしてこう、しなやかなんだろう?と思ってしまう。
私は座禅も瞑想もしないし禅に傾倒するつもりはない。
しかし社会生活をするうえで現代に意外にフィットする禅の考え方は、この時代を乗り切るツールのひとつかもしれないな、などと不遜なことを述べるぶどうであった。
和尚さん、生意気なぶどうをお許しください(。-人-。)な~む~(←違うだろ!)
マダムは学び続ける女。本は大切な教科書。要不要を見極めながら吸収すべし