この連休も帰省の予定はない。
私の実家はかなり遠いところにあるため、交通機関を確保するのが面倒だ。
それにわざわざ高い運賃を払わねばならない時期に帰省するのは馬鹿らしい。
帰省するならシーズンを外してパック旅行でと決めている。
以前住んでいたところは車で行き来できたため時期を決めず、思い立ったときにぶらりと帰省することができた。
こういうのは、とてもありがたかった。
「かえるよ~~~」の電話一本入れればいいだけだったから。
こんなことをしていたので、公共の交通機関を予約してとらねばならない帰省はひどく面倒に思える。
近いうちに沢山帰省していて良かったなーなんて思ってしまう。
帰省しないので、あえて家を空けることはない。
そうなると、恒例であった冷蔵庫の整理をするということがない。
帰省の前には、いろんなものを食べつくし処分していたというのに、それをすることがなくなってしまった。
帰省前の情けない食べきりありあわせメニューというのもなんだか懐かしい限りだ。
そう考えると帰省って、古いものをなくし新しい生活を始めるいいきっかけというか循環になってくれていたのかもしれない。
このところいろんなことが停滞気味の理由を探していたのだが。
そうか、そうだったのかとやっと合点がいったぶどうであった。
マダムは生活上手。帰省を利用して生活を一新すべし