忠告をするとは、どんなときだろう。
目に余るとき、同じ過ちを犯して欲しくないとき、ではないだろうか。
忠告は、人生経験を積んだ人からいただくありがたい助言でもある。
忠告をいただくということは、身を引き締めるべき状態にあるということで、身辺をきれいにして自分を改めよということだ。
私は若輩者なので、まだ忠告をするような身ではない。
しかし、ある日のこと。
親切にも年下の女性から「忠告」を受けてしまった。
忠告するわ・・・といわれ、絶句。
本心から親切心で言ってくれた事でありがたいことだ。
私は対人関係で年下や年上を持ち出さず、対等の存在という認識の下で人付き合いを築こうとも思っているが。
やはり「忠告」は、驚くとともにそのときの彼女に対し不可解な気持ちを持たずにいられなかったのは事実だ。
日本語は、状況や前提を含んだものが多い。
彼女の間違いでそれに気づかせてもらった。
敬語然り、で使うときはよく気をつけてお互い気持ちのよいコミュニケーションをしたいものだ。
マダムは言葉を吟味する女。円滑なコミュニケーションで周囲を笑顔にすべし