今日は桃の節句
マダムといえど元少女、いや、永遠の女の子である。
この年になって自分のためにひな祭りのご馳走膳なんて作ってもらえないが、
まあひな祭りってだけでなんだかうれしい。
ちょっとわくわくする。
私は雛人形は持っていない。
今更ながら思うのだが、持っていなくてよかったと思う。
子どもの頃はあんなにほしかったおひなさまだったが、その頃は気がついていなかったのだ。
なにをって・・・自分の性格を。
おそらく中学生頃になるころには、面倒になって出さなくなったろうし、
家をでたら出たで、 実家に置きっぱなしにするのがオチだ。
お雛様のお顔は流行り廃りがあるようだ。
結婚したら、子どもができたら、雛人形を買おうと思い続けていたので、
雛人形の顔やスタイルが変化しているのに戸惑いを覚えた。
一番好きなのを買うぞ!と決めていたが、もう買うことはない。
なぜなら、自分の性格がよくわかったからだ。
しかし、雛人形をお持ちの方もたくさんいらっしゃるだろう。
もしくはお嬢さんのものを実家に置きっぱなし・・・・
是非飾っていただきたい。
忙しいと思うところをがんばって出して、そして大切に次の年までしまって欲しい。
お嬢さんが大学へ行ってしまっては、もはや飾ることはないだろうから。
そのままお嫁に行って・・・多分とりに来ないだろうし。
ということで、もし節句を祝うものがあればタイムリーに出して飾ってみよう
私も緋もうせん敷きのお雛様はないが、紙の薩摩雛と陶器の小さなお雛様を飾り
今日はお酒をのんで桃カステラをいただこうと思う。
季節行事は大切な心の節目。マダムとあらば楽しんでイベントを盛り上げよう
マダムは季節感を大切にする女。旬なものを取り入れいつもフレッシュに