台風が接近した本日。

私には行きたいところがあった。

出掛けられないほどの天候じゃなく、

身支度をしていた。

そこへちょうど起きてきた娘。

台風が近付いていて

ママが心配だから行かないでと。

その理由じゃ、なんだかイエスと言えなくて

身支度を続けた。

どうにか行かせまいとする娘。

私は娘に対して共依存だから

自分の恐れが原動力になって

安心するために

他人の行動をコントロールしてしまいそうになる彼女の気持ちがよく分かるような気がする。

あなたが頭の中で心配している未来が

想像通り起こるかどうかは

誰にも分からないし、

私はきちんとここに帰ってくるから。

そう伝えた。

彼女はもうひとつのわけを言った。

私が台風が怖いから家に居て。

すとん。

引っ掛かっていたイエスと言えない何かが

暗闇の中に落ちていった。

危うく
話の焦点を娘に合わせるところだったけど、
私は自分自身の気持ちに焦点を当て
彼女に伝えた。

ママが心配だからという理由じゃ
行くことをやめられないけど、
台風が怖いから家に居てという気持ちなら
私はあなたの傍に居るね。 

娘に対する共依存を手放したいと思って

学んできた数ヶ月。

私も沸き上がる恐れから

彼女の行動をコントロールすることを

手放したいと思っている。

結局、

私は今日は出掛けずに家に居た

という過ごし方に変わりはなかったが、

ママが心配だから行かないで 
     と
私が怖いから家に居て。

少し前の私には見えなかった
暗闇の中に落ちていった何かを
私はすぐに優しく拾い上げた。

それの、
大きさは片手に乗せられるぐらいで
形はいびつ、
少しチクチクしていて
固くてひんやりしていた。

宝石みたいな輝きなんて少しもないけど

私にとっては大切な大切な何か。

私が出掛けるから不安になって
私を制限するのと、

自分が不安だから
私に傍に居てほしいのと。

落ちていった大切な何かは
エゴ なのかな。