朝早くから夜遅くまで仕事でした。




行き帰りの音楽はスピッツだったと思います。帰りは確実にスピッツでした。




『名前をつけてやる』『空の飛び方』という古いアルバムを聴いてまして、

主に聴いていたのが、

・プール
・胸に咲いた黄色い花
・スパイダー

など。




え~以下楽しくない記事なので、読みたくない方はここで引き返して下さいね。







ちょうどスピッツ聴いてたとき、Twitterである方の日記を読んでまして…




…涙が止まりませんでした…。




最近は余震におびえることもすっかりなくなり(逆に油断しすぎにならないよう、気をつけなければ…)、音楽はめいっぱい聴いていて(節電のためもあり、DVDを見る時間は今は以前に比べて大分減ってるかなー)、食べたいものを食べ、楽しいときは笑い…という日常を過ごす中で思うことは…




大好きなアーティストちゃんのほぼ受け売りになっちゃうんですが、

生きていることに感謝しつつ楽しむことと、悪ふざけは違うと思います。




心身ともに元気に過ごす。疲れたり、落ち込んだりするときは、心や体に栄養を与える。




かと言って、日常を過ごす中で、震災のこと・被災地のことは絶対に忘れてはいけないと思っているのも事実。




…というか…国民のほとんどが忘れてないと思います。日常が過ぎていく中で言葉に出さないだけで、心のどこかで日々ふと考えてますよ。




最近は福島県・茨城県のために何かできないかな?と考えるようにもなりました。時間見つけて情報収集をしようと思います。




…だから、時々は被災地の情報を知って思わず涙をこぼしてしまうこともあるけど、ただ悲しいって思うだけじゃなく、いろんなことをしっかり考えたいなって思います。




そういえば昨日は、家の近くのなじみの飲み屋でおひとりさまをしていたとき、店長とお客さんと震災について語ってました。人と意見交換するのって貴重だな…と思いました。

店長が茨城県出身の方で。

店長の友人が茨城北部出身だそうで、

震災後なかなかご家族と連絡がつかず、お母さんとやっと連絡がとれて無事であることが確認できたとき、お母さんから明るく、

「でも家全部流れちゃったから帰るとこないよ~」

と言われたそうです。

店長は友人にどんな言葉をかけたらよいのか、分からなかったそうです。




そしてこのお店、3/14に来たお店なのです。

余震があったり、TVではずっと津波の映像が流れたりで、精神的におそらく一番まいってた時期。

気晴らしに…経済も回さないと…w-inds.の記念日もささやかに祝ってあげたいと思いつつも、

食べることにも飲むことにも罪悪感を持っていたのですが…

その時の店長の態度が、震災前のいつもと変わらなくて、すごくほっとしたのを覚えています。




この当時のことを店長が語ってくれて、

「あんなに揺れて、余震も続いて、一人暮らしの方々は絶対に不安に違いないから、そんな人達のために店を開けてたんですよ~」

とおっしゃってくれて…

私もこの店の存在がどれだけ有り難かったか分かりません。




いろんなものに支えられ、励まされてきました。ホントにありがたいです。




で、スピッツの草野マサムネ氏なんですが、見たところ賛否両論ですね。

うちの部署のバイトくんも、震災がきっかけで精神的にまいっちゃってる子がいて、大変なことにならないよう、接し方には十分気をつけてるよう上司に言われたばかりだし…

名前は出しませんが、私がTwitterでフォローさせていただいているミュージシャンの方々で、結構病む一歩手前の方々いましたよ。素敵なアレンジをされる方なんですが、こんな一面があるんだーって驚かされたくらい。

でも、私はそのミュージシャンのように余震にビクビクしてたタイプだから、怖がったりするツイートしてしまう気持ちはよく分かったし、

逆に普段全然つぶやかない人だったのに、どんどん前向きに立ち直る様や日々の朝の挨拶を元気につぶやくようになり、今すごくほほえましいし、励みになってます。逆に前よりもファンになりました。

マサムネ氏が病院にかかったのが17日とのことで、このころは私も余震で寝れなかったころだったから、

このころを分岐点にして、誰でもマサムネ氏のような症状になる可能性があったと思います。

無事立ち直って欲しいと思います。




それではまた!次の記事ははっちゃけます!