はい、L⇔Rと『ポッキー』CMソングつながりでスピッツの『渚』です!(へーさん、お待たせしました!)

今でこそポッキーのCMといえば『おしゃれ番長』やら『じょいふる』やらテンポの早い曲でポッキープリンセス(?)が踊りながら街を練り歩くイメージですが、

昔のポッキーのCMといえば、ドラマ仕立てですよね~(L⇔Rの『HELLO,IT'S ME』は四姉妹物語、スピッツの『渚』はポッキー坂)。

なので、『渚』といえば、私の中ではずっとポッキーのイメージが強い歌。

当時スピッツは人気絶頂期、『渚』発売時は曲全編にわたる打ち込みサウンドの導入にびっくりしました。

だから、スピッツバンドをやっていたのですが、『渚』は演奏していない気が。

そうそう、今回『渚』で記事を書くにあたり、久しぶりに収録アルバム『インディゴ地平線』を聴きました。

スピッツも忘れかけてた傷がうずくアーティストなので、意図的に聴かないこともあるのですが、昔死ぬほど聴いたので、記憶がしっかりアルバム曲を覚えてました。

このアルバムはスピッツにしては珍しく三輪さんや田村さん作曲の曲も収録されていて、

あ~『花泥棒』とか『ほうき星』とかあったな~

と懐かしんでました。

さてさて『渚』。

やはり思い出のスピッツ。

曲の中に大好きなポイントはたくさんありますよ。

風のような歌
柔らかな日々が波の音に染まる
揺れながら輝いて

といかにも爽やかできれいな表現があるのと対称的に

ぼやけた六等星
思い込みの恋
ねじ曲げた思い出
ギリギリ妄想
行きついたその場所が最期

と、マイナスとゆーかスパイスとゆーか毒も忘れない、それが草野正宗クオリティ。

感性や言葉のリズム感で歌詞の書ける方なので、歌詞に深すぎる意味はないんですよね。でもキュンとしたりするんですけど。

曲としては、全編通してベースラインが好きです。

1番サビの♪波の音に染まる♪でのボーカルの旋律に平行したメロディを弾いたり、普段鍵盤楽器で弾くような装飾的な16分音符によるフレーズとか、細かい動きがたまりませんね。

曲全体がGコード主体で進む中、間奏の♪輝いて…の部分とアウトロはEm7になって切なさ倍増(ギターのアルベジオに7度や9度の音が上手く入っているのでさらに切なさ倍増)。

江ノ島あたりに行って聴きたいですねパー

でわでわ淼ラブラブ