昨日は半休でした。

なので、DVDを3本借りてきて見てました。

①『池袋ウエストゲートパーク1』

②『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー3』

③『トリック1』

①②は長瀬智也くん目当て。
②は山根和馬さん(DA PUMPのKAZUMA)目当て。
①③は堤幸彦さん演出目当て。

…というところでしょうか。

昨日見たのは②③ですね~音符

②の感想はまた別の機会に書くとして…

③『トリック』

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科学者の阿部寛さんとマジシャンの仲間由紀恵ちゃんの奇抜なキャラ設定が生み出す会話のテンポが絶妙であり、

科学とマジックのバランスのよさ、民俗的な暗い雰囲気等のブレンドが絶妙。

導入部分の卵の殻が割れたあと、奇抜な色の黄身が出て来る演出などなど…。

すごい面白い作品でした!

主題歌は鬼束ちひろさんの『月光』でしたが、

『トリック』がシリーズ化されたあとも、鬼束さんが主題歌を担当されていたので、

『トリック』といえば鬼束さん!

…といっても過言ではないかと思います。

先にも触れた、民俗的な暗い雰囲気に鬼束さんの歌が合うんですよね~溿キラキラ

何といっても、当時は歌詞がセンセーショナル。


I am GOD'S CHILD
この腐敗した
世界に堕とされた

How do I live
on such a field?

こんなもののために
生まれたんじゃない


『こんなもののために生まれたんじゃない』は当時の職場の流行語でもありました。

デスクにたまった仕事を見て、みんなで

「こんなもののために生まれたんじゃないっ!」

…ってデスクをばーん!と叩いてストレス発散してました煜あせるあせるあせる

この危うい歌詞の世界観による曲の神秘さは、鬼束さんくらいにしか出せないのではないでしょうか?

ピアノと鬼束さんのボーカルという、他の音の要素がなくてもドラマチックに曲が展開していく・感情に直接訴えかけてくる迫力はすごいですよね。

転調で曲が思いきり盛り上がるものの、最後はしっとり曲をしめくくり、余韻が残るところもよいですね。

久しぶりに見た『トリック』は、やはりいろいろな意味で楽しめました溿ドキドキ