ご覧頂きありがとうございます。

本件は妊活とは関係ありません。
長くなりますので興味のある方だけお読みください。
どなたかに参考になれば幸いです。


私は妊娠中に、手の指に血管拡張性肉芽種が出来ました。


皮膚の表面に出来る腫瘍です。


最初は小さな血豆のようなものだったので、そのうち治るだろうと特に何もしませんでした。
痛みもありませんでした。

しかし二週間くらい経っても治らず、
なんだか気になるので安全ピンで穴を開けて血を出そうとやってみましたが、
血は出るものの、全く小さくなりませんでした。
その後腫瘍が大きくなっていったので、
皮膚科にかかりました。


そこで初めて血管拡張性肉芽種ではないかと診断されました。


???


手術で取り除く必要があると、別の病院を紹介されました。


驚きました。


そんな大ごとになるとは。

ましてや妊娠中に手術することになるなんて…
不安というよりは動揺でした。

過去に大きな病気も無く、
このタイミングかいなと!


ネット上では妊婦に発症が多いという記事を見たのですが、最初の皮膚科でもその後の病院でも特に妊娠が関係してるとは言われませんでした。


その後の病院ではもちろん妊娠中とあって、手術に関しては慎重に検討してくれました。

出来るだけ妊娠中の麻酔は避けたいが、
赤ちゃんのいる子宮と手では距離があるのでなんとか大丈夫だろうという判断。

出産後に手術という手もあるが、
初産ならば産後が大変なのであまり薦めないと言われました。

また、万が一に備えて術後1日入院が条件でした。

女医さんだったからか、とても丁寧に考えて下さいました。


なんですが、都会の大きな病院とあって手術の予定が一ヶ月以上先だったので、
別の病院で再度相談することに…笑い泣き


転院先もとても良い先生に診てもらうことが出来、手術も二週間後にやってもらうことが出来ました。
手術当日は見た目にもグロテスクなくらい豆粒ほど腫瘍が大きくなり、痛みもありました。


手術内容は、
部分麻酔後に腫瘍切除、
傷口を人工皮膚で覆い、終了。

切除した腫瘍は検査に回してくれました。
結果は一週間後、良性で問題なし。

術後は患部を包帯でグルグル巻き。
手術時間は1時間くらいだったと思います。日帰りで大丈夫でした。

手術の感想は、
指は神経が多いので、何より麻酔が痛かったです笑い泣き
とはいえ一瞬なので我慢出来るレベルです!
あとは部分麻酔で意識もハッキリあるので経過を聞きながら淡々と終わるのを待つ、といった感じでした。


麻酔が切れたあとは、脈がはっきり分かる感じでドクドクしていました。
妊娠中なので痛み止めはカロナールを処方されました。かなり助かりました。
腕を心臓より下に下げると痛みが増すので常に腕を胸の辺りにあげていました。


その後のケアは毎日家で患部を泡の石鹸で洗い…!!
←衝撃的でしたけど、痛みもあまりなくなんとか出来ました。
そして、薬を塗って包帯を巻く。
病院は一週間おきに経過観察です。


術後一ヶ月くらいで傷口は治りました。


その後赤ちゃんには手術の影響もなく
無事出産することが出来ました。

手術して頂いた先生には本当に感謝しています。


私は医療関係者ではありませんのであくまで経験談として参考までに書かせて頂きました。


私は産前の手術で良かったと思っています。
手術当日の時点で生活に支障が出るほど腫瘍が大きくなっており、術後の生活もしばらくは片手が使えず痛みもありますので、このような状態で生まれたばかりの子供のお世話は出来なかったと思います。

もちろん結果的に無事に子供が産まれてきてくれからこそ言える事です。

どなたかの参考になれば幸いです。


長くなりましたがお読み頂きありがとうございました。