不動産投資の収益性の高さが地方物件の方が高いという事は、投資額に対して家賃収入が多く取れたり、キャッシュフローが多くなったりしますので、必然的に家賃収入で儲けられる可能性が高くなります。
つまり家賃収入で早くサラリーマンなどを引退し、悠々自適の生活を送りたい場合は、「地方物件を買う」べきです。
また、逆に都心は全然買ってはいけないのか？というと、土地の価値が高く、他にも買い手が多数いるのが実情です。
これはどういう意味なのか？というと、「売る事」を前提に買うのです。
買い手が多くいる市場では、常に取り引きがありますので、「いくらで売れそうだからいくらで買えば良い」という事になります。
反対に、地方物件は、「いくらで貸せそうだから、いくらで買おう」という、売ることよりも貸す事に専念すべきです。
そして、何度も言いますが、貸すのであれば、地方ですから、純粋に家賃収入で生活しようと考えた場合、地方不動産を安く買いたたき、貸す時も安く貸せば高稼働率を維持出来るのです。
これが今、一番、再現性が高く、家賃生活だけで生活するのに最適な不動産の増やし方だと言えます。
また、物件タイプですが、地方で家賃収入で生活する…と言っても、区分所有は買ってはいけません。
これも、もちろん「買う値段」にもよりますが、かなり安い値段でなければ、採算が合わなくなります。
区分所有タイプは管理費・修繕積立金が高い割に、家賃が安いので、採算が合わなくなる可能性が高いのです。
ですから、区分所有（マンション１室）は、都心の転売できる事が前提にある物件だけ投資しましょう。
もちろん、都心物件は、転売が最終目的になるので、純粋に家賃収入で暮らす…という目標がある場合は敬遠すべきです。
