政治とメタルと網膜剥離 -3ページ目

「国民新党」に見る人間の本性のさもしさ

「国民新党」から亀井静香が離党した。


本人としては哀しむべきことだろうが、外野から見ると、今後の日本に不要な、害をなす者が誰かがはっきり分かり、良かった面もある。


亀井にも反省すべき点がある。それは、政党の力の源泉である「数」の確保のために、明らかに政治ゴロでしかないようなクズを自分の党に引き入れてしまったことである。石原慎太郎が「自業自得」と評していたのも、このことと思えば合点がいく。


特に幹事長の下地については、ずいぶん前に佐藤優が彼の沖縄での利権漁りについて注意を促す文を書いていた。かつての村岡兼造同様、「毒まんじゅう」でも食わせられたのだろう。


亀井の行動が批判されたり、馬鹿にされたりする日本の現状こそが異常である。筋を通した、という意味で、亀井の行動には批判される所以はない。むしろ行動が遅すぎたくらいである。


消費税の問題は、少子高齢化に伴う社会保障問題でもある。ところが野田政権は、社会保障の将来像が曖昧模糊としている間に、財務省主導で消費税引き上げだけ走らせてしまった。


消費税引き上げにより、社会保障改革についてはしばらくさぼっても、財源面では一息付ける。しかし、こうしてはならなかったのである。消費税の問題と社会保障の問題を一体で設計する、という厳しく辛い道を現政権は避け、楽な方に走ってしまった。


亀井は文字通り議員としては一兵卒になったが、気軽な立場になったとも言える。今後の獅子奮迅の戦いを期待したい。


また、新党日本の田中康夫の行動は、意外なほど清々しいものだった。「統一会派解消のお知らせ」においても、作家らしい細やかさがうかがえた。亀井には田中康夫と亀井亜紀子という支持者がいるだけで十分ではないか。余計な奸物、愚物がついて来なかったのはかえって吉と出るかもしれない。


新党日本トップページ(統一会派解消のお知らせ)

http://www.nippon-dream.com/


追放 亀井静香怒りの激白(ゲンダイネット)


亀井亜紀子のホームページ

http://akiko-kamei.home-p.info/


連立離脱、郵政の未来と政治のあるべき姿(亀井静香のホームページ)