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4月30日にNOBやフォゲミと一緒に買ってきた


エレファントカシマシ 俺たちの明日



アラバキで生で聴いたら、なんか知らないけどこれは父ちゃんにも聴かせなきゃって使命感を抱き((←


プレゼントしてあげたんです。






あたしはお父さんがほんとに好きになれないわーって普段から拒否反応起こしています。



だけどこうやって誕生日でもないのになにかを買ってあげようと思うだけ、あたしの心は完全に嫌っているわけではないんだと思いました。




写メは5月4日に撮ったものなんですが


買ってあげて5日経ったのにも関わらず、ご覧のとおり未開封のまま放置されていました。





妹が買って来たもんだったらマッハで開けて聴いてるんだろなって


やっぱ所詮お父さんにとってのあたしはそんなもんなのかって







だけど5日の朝


お父さんが「さあ頑張~ろう~ぜ♪」って音程やメロディーがめちゃくちゃな俺たちの明日を歌っていました。



CD見ると開封されていました。















そしてあたしに言いました。










いい曲だったって。



詞がドラマチックでよかったって。



主人公の人物像について、いろいろ語りだしてくれました。



















がっかり





感想を聞いてとっさに思ったあたしの感想でした。



最初は自分でもなんでそんな感情を抱いたのかわかりませんでした。





なんでだろうなんでだろうって考え続けて、ついさっきその理由がわかりました。







そんな客観的にじゃなくて、主観的に聴いてほしかった。




大人っぽい言い方







そんな他人を見て思ったことなんて感想いらないんだよ。


そんな他人を見て思い出したことを言ってほしかったんだよ。






心が疲れきってるお父さんってさ、生きてるうちにたくさんのもの落としてきたと思うのね。





いいものも、わるいものも


そのものたちの存在を無かったことにしてほしくなかったからさ


この曲聴いて思い出してほしかったんだ。







そうやって自分と照らし合わせてその歌詞を聞いてほしかった。




子供っぽい言い方








国語のセンター入試問題じゃないんだからさ


そんな頑張れば誰でも答えられるような客観的な言葉なんて求めてなかったんだよ。





たかがあたしからのプレゼントなんだからさ


簡単にでてくるはずの自分だけの偏りすぎた主観的な言葉でいろいろ言ってほしかったんだよ。









小さいころはよく家族でどっか行こうって言ってくれたよね。


お母さんから背中押されて言ってたのは知ってたけどさ。




よくアルプス公園に連れてってくれたよね。



まあ連れてってくれてもむこうじゃ寝てるのほとんどで、あたしたちはお母さんとほとんど遊んでたけどさ


ドリームコースターには必ず一緒に乗ってくれたよね。










いまじゃどうしちゃったの?




あたしのバイトがなくて、妹の部活もないって夜があってさ


家族みんなでお花見行こうって言ってるのにさ



テレビから目も離さないでさ


こたつにはいって横になったままさ


俺は行かないってさ




意味わかんないよ。






こんなチャンスもう無いかもしれないんだよ?





あたしは来年には上京してるかもしれないし


妹も来年には部活に明け暮れて休みなんてなくなってるだろうし




いつ誰が死んじゃうかなんてわかんないんだよ?














そんなお父さんが大嫌いなはずなのにさ


あたしはそんなお父さんに本気でこのCDを聴いてほしいと思ったの。



不思議なことだね。












だけどこんな結果だったんだよ。




いつのまにそんなからっぽの人間になっちゃったの?


















頑張ろうぜ







って言葉もただ詞の主人公を慰めてるだけの言葉にしか聞こえないの?




詞の主人公を慰めるだけの曲がこんなに愛されるわけないでしょ?



誰に言ってると思ってんの?

























お父さん、あなたになんだよ。

 




















家族と一緒にいる時間大事にしてってこれ以上言っても


いまのお父さんには通じないと確信した。




だからそんな欲張りなことなんて言わないよ。






あたしが母の日に注文した3万のバッグも、全額あたしが払うよ。














だからさ


CD代とバッグ代はあたしが負担するからさ



もっとお父さんに人間らしく生きてほしい。




これ書いてるいま、なんだか涙がとまんないんだよ。



なんかよくわかんないけど、すんごく切ないんだよ。寂しいんだよ。



1時間前、お風呂から出たお父さんは


この文章をパソコンで打ってるあたしをよそにいつも通り「おやすみ」の一言すら残さないで寝室にあがっていったよ。




少なくともあたしはお父さんみたいになんかなりたくないよ。こわいよ。



そんなつまんない人間になっちゃったら、あたしはすぐに自殺でもします。






でもあたしの性格、お母さんに似てよかったって思うよ。


そういう風に思っちゃう顔がお父さん似の自分がなんか悔しいよ。







若い頃のお父さんがどんな人だったかなんてあたしは知らない。



けどお母さんが決めた人なんだから、それだけの人としての魅力があったんでしょ。




いまどこにいっちゃったの?


あたしそれ知らないよ?







もう1回野球でもやってみればいいじゃんか。



いまからプロ野球選手目指してみたっていいじゃんか。
















この文章読んでくれるかね。




最後の賭けにしてみようと思います。























でっかく生きようぜ。