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いつかのかてきょバイト中に撮った空
あの元気だけが取り柄のわんぱくなコがこれ見て「天使みたい」って言ったのは忘れません。
寝たふりをしていた
ゆっくり話しはじめた
お父さんが相づちをうった
みいこって呼んだ
話はすすんだ
お母さんの声は涙声になっていった
あたしは枕を濡らした
総身の針が一気にはがれ落ちたとき
人はそんなにもやさしくなれるんだね。
でも周りに気使わなくていいからさ
針一本だけでも立ててちょっとくらい強がってよ。
ああ
火曜日
そっか
火曜日
なんも知らなくてごめんね。
怒りで爆発しそうだった感情が
悲しみで一気に消火されて
零下まで沈んで
ほんとなら今日はあほかッて話を書くつもりだったのにさ
いっそ喜も怒も哀も楽もなくなっちゃえばいいのにって思う時もある。