4人は弁当を持ち屋上に行った。

屋上には4人以外にも高等部1~3年がちらほらと集まってきていた。

4人は空いてる場所に固まって座り、食べ始めた。

萩は転入生によくする質問をした。
「凪先輩は何処から転校して来たんですか?」

凪はやや考えた。
そしてニコッと笑い 「内緒だ。」 と言った。

姫は苦笑混じりに 「凪は自己紹介の時もそうだったんだ。」 と言った。

「次の質問。何処に住んでるの?」

「この学校の寮に住んでる。」

それを聞いた萩と神威と姫は顔を見合わせた。
そして3人は凪に詰め寄り 「この学校に寮なんてあったの?」 と聞いた。

3人の行動にやや驚き少し体を後ろに倒し 「う…うん。親こっちに居ないからって話ししたら寮があるって言われたんだ。」 と言った。
3人はそれで少し納得したらしい。

「つまり、家庭的事情がある人のみ寮が使用可能なのかもしれないね」

その推論を聞いた萩と神威は姫に近寄り目をキラキラさせて 「姫姉さん(姫先輩)あったまいい」 と言った。

姫は少しムッと顔を膨れさせて 「その言い方だと私が馬鹿みたいじゃない」 と言うと横から凪が 「推論もなにも、私の話しからしてそうなるだろう。それから姫、頭いいと言われたらとりあえず喜べ。」 と言った。

姫は 「そこ指摘されるとは思わなかった。」 と言うと凪は 「そんなもんだ」 と笑顔で言った。

「ねぇ、2年と1年だよね?この中に風紀委員いるか?」

そこには、肩にやや着くか着かないくらいの綺麗な黒髪。クールな雰囲気の美女がいた。

凪はとりあえず手を挙げ 「2年の凪です。転校してきたばかりです。」 と言った。

「私は、3年、風紀委員の柚(ゆう)だ。よろしく。この学校にきたばかりでわからないことずくしのところすみませんが、今日の放課後職員室に来てくれ。明日、体育祭の準備のことで会議がある。以上だ。昼ご飯中にすまん。邪魔したな。」

柚は最後に一礼して去って言った。

その後ろ姿を見ていた凪は 「柚先輩、格好良いな」 とボソリと言った。

萩はニコニコしながら語り始めた。
「あの人は女子からも男子からもモテるよ。この学校のアイドルとも言えるね。だけど、柚先輩は女子も男子も受け付けないんだ。あっでも、玲(あきら)先輩と瑠奈(るな)先輩は別らしいよ。仲良いのはその2人くらいみたいだよ。」

姫は飽きれ顔で、 「萩は女子のことだけデータベースだよね。」 と言った。

「それって変態じゃないですか~。」

神威は 「うん。うん。」 と頷き 「2人の意見はごもっともだよ萩。」 と言った。

萩は顔を赤くして 「何だよ。皆して、変態呼ばわりして。」 と言うと3人は声を揃えて 「えっ!?」っと声を上げた。

凪は、後退り 「もしかして変態という自覚なし?」 と言うと萩は顔を赤くし 「失礼な。ただの女の子好きなだけです。とくに同級生から年上が…。」 と言った。

3人はさらに後退った。
神威はため息をつき 「それを変態というんだよ、萩。」 と言うと萩は膨れ顔で 「もういいよ。変態ですよ。変態ですみませんね。」 と返した。

3人は <認めたというより自暴自棄になった(汗)> と心の中で呟いたのであった。

「声に出てるよ!」

萩の言葉に驚き、3人は口元を手で隠した。

4話終わり

4話楽しんでいただけましたか?

新キャラ登場したので、次回は4.4話を更新したいと思います。

では、次回もお楽しみに~www
お待ちかねの3話です。

お楽しみください。




昼休みのチャイムがなった。

萩と神威は弁当を持って姫と麻弥がいる教室、高等部2年に向かった。

萩が来たことに気づいた姫は萩達に歩み寄った。

「萩に神威一緒に昼食食べる?でも、今麻弥と転入生と一緒に校舎の中案内しなきゃ行けないんだけどそれでも良いなら一緒に来る?」

萩と神威は互いに顔を見合わせた。
「2人で食べるの飽きたんでご一緒させて頂きます。」
横で聞いていた神威がふて腐れた顔で 「確かにそうだけど、なんか嫌だなその言い方。傷つく」 と言った。

姫は苦笑した。

「萩、何か用?あんたと会うのは家だけにしたいんだけど。」
「ひっどいなー。良いじゃんか会いに来たってー」

麻弥は 「スケベ」 と萩を睨んで言い、教室を出て行った。

萩はやや頬を膨らませて 「年上好きだけでスケベ呼ばわりしすんなよ。」 と言った。
神威はうんと首を縦に振り 「確かに。どちらかと言えば変態だよね。萩は。」 と言うと萩は神威を睨み 「変態じゃないし。それを言うなら神威だろ。」 と言い返した。
姫は 「まぁまぁ、どっちもどっちだと思うよ…?」 姫は何かを忘れているような気がして考え始めた。
萩と神威は姫が話しを途中で打ち切ったのが気になったが何かを考え始めたため話しかけずらくなった。
ただ姫が話し始めるのを待った。

すると姫は何かを思い出したのか大声で 「ちょっと麻弥、転入生に校舎の中案内しなきゃいけないんじゃないの?」 と言うと麻弥はぴたっと足を止め顔だけ姫たちに向けて 「姫、案内しといて。」 と言って歩き出した。

姫はため息をつき 「たくもー。後で一発げんこつね。」 とボソっと言った。

すると後ろからいきなり声が聞こえてきた。
「あのー、すみません、校舎の中案内してくれる方はどなたですか?」

3人は後ろを振り返った。
そこには、長い髪をポニーテールにした少女がいた。

「凪さん。!び…びっくりしたー。心臓止まるかと思った。」

凪は、腹を抱えて大笑いした。「あははは。おおげさだな。」
凪はふーと息を吐き出した。
「てか、“さん"はいらないよ。凪でいいよ。」
ケラケラ笑って言った。

「凪さ…。コホン…凪こちら紹介するね。私の幼なじみの萩とその友達の神威くんです」

萩と神威は 「よろしく。」 と言うと、凪は 「あぁ。よろしく。あたしは凪だ。見かけるときがあったら声かけてくれ。」 とにこやかに言った。

姫は教室の時計を見て 「てか、早くしないと昼休み終わっちゃうよ?歩きながら話そうよ」 と言うと3人も時計を見て 「ほんとだ!」 と言って歩き始めた。


3話終わり



楽しんでいただけたでしょうか?


いつもなら新キャラが登場したので、3.5話を更新するのですが次回は、4話を更新したいと思います。


読んでいただいた方はわかるかと思いますが、凪は私でございますwww

そのため、4話を更新いたします。


長らくお待たせいたしました。


猫柳 2話どうでしたか?


楽しんでもらえたでしょうか?



それでは、新オリジナルキャラクターを紹介したいと思います。



歩唯(ふい)


他の子に比べて大人しいほうかな・・・。


でも、一旦スイッチが入ると聞かない子。


フェイト(メス)



NAGIのブログ-フェイト


緇(くろ)

甘えん坊でややビビリ。

歩唯と仲良し。


モデル=カンクロウ


NAGIのブログ



次回は3話を載せたいと思います。


お楽しみに!


学校に着いたがやはり遅刻して、先生に説教された。

説教されること1時間。
やっと解放された2人は教室に戻ろうとした。
するといきなり、萩はお腹の辺りに何かがあたる衝撃が来て後ろにいた神威を巻き添えに2人は盛大にずっこけた。

「何やってんのクーちゃん。すみません。先輩方。大丈夫ですか?」

知らない少女の声が聞こえるなーと思いながら萩と神威は 「イッテテテ。何とか大丈夫」 と言いながら、肘で何とか上体を起こした。
萩は自分のお腹の辺りが何か重いと思い手を置いた。
手を置いたところに何かフワサラっとした物があった。
萩はその手を置いた場所を見ると、肩近くまで伸びた黒い髪の少年が目を回して伸びていた。

萩は乗っかっている少年に 「おい。大丈夫か?」 と声をかけると小さく 「…ん。」と聞こえてきた。

「大丈夫か?」
少年はゆっくり目を開けてしばらくぼーっとしていたが段々とおでこに痛みが出てきたらしくおでこを抑えた。

それを見ていた萩はその少年を担ぎ上げた。

少年は目を丸くして萩を見ていたが、現状が掴めたようでいきなり暴れだした。
「何すんだよ。おろせよ。」
「ダメだ。脳震盪起こしたばかりなんだぞ。無理に動いたらダメだ。」
少年は押し黙ったがようやく口を開いたのが 「…す…すみません」 だった。

萩はニッコリ笑って 「よし。てかお前たち小学生?中学生?どっち?」 と言うと、肩より少し短い黒髪の少女が 「私たちは小学6年生です。で私が、歩唯(ふい)でぶつかった子が緇(くろ)です。私とクーちゃんは生徒会で…?」と答えていると萩が止めた。
「話しを途中で遮ってすまん。歩唯ちゃんと緇くんは小等部に繋がるガラス扉の鍵は持ってるの?」

歩唯は制服のポケットを探ぐり萩と神威に見せながら 「はい。ちゃんとあります。」 と言った。

萩は笑顔で 「よし。じゃぁ、小等部に行きますか」 と言うと職員室の扉が開き先生が出て来て神威を見て 「神威、お前文化委員だったよな?すまんが用事頼まれてくれないか?急ぎなんだが…。」 と言ってきた。

神威はちらっと萩を見た。
萩はニッコリ笑って 「いいよ。行っといで。こっちは大丈夫だから」 と言うと神威は 「うん。」 と頷き、先生を見て 「手伝います。」 と言った。
先生は 「すまないな」 と申し訳なさそうに言って神威をつれて階段の方に歩いて行った。

その背を見送った萩は歩唯に向き直り 「俺らも行くか」 と言って歩き出した。

しばらく沈黙が続いた。

萩は何か良い会話は無いか頭の中で探っていた。
「ところで君達はなんでこの高等部にきたの?」
ふとそのことが気になり歩唯と緇に訊ねた。

歩唯は突然の質問で驚いたがすぐに答えた。

「私たち生徒会で今月行われる小、中、高対抗体育祭の打ち合わせに来たんです。」

「あぁそういえばそんなイベントがあったな。」
笑顔で 「はい。」 と言った。
萩は苦笑した。

「あのー楽しそうに会話してますがそろそろ降ろしてもらえませんか?恥ずかしいのですが…」

萩は正面を見て 「あぁ、もう小等部か。もう大丈夫そうだな。」 と言って緇を降ろし、2人に目線の高さに合わせてしゃがむと 「はしゃいでも良いが前はちゃんと見ろよ。危ないから。」 と言うと2人は 「はい。すみません。気をつけます。」 と言った。

「そういえば、俺の名前教えてなかったな。俺は高等部1年の萩だ。高等部で会ったら声かけな。」

萩はにこやかに言うと歩唯と緇は元気よく 「はい」 と言った。
緇は少し照れ臭そうに 「萩先輩、小等部まで運んでくれてありがとう」 と言うと萩は 「おう。」 とニカっと笑った。

そして歩唯と緇は萩に頭を下げて小等部の校舎に走り去って行った。

その背を見送った萩は教室に向かって歩き出した。



2話終わり

こんにちは。

2話、どうでしたか?

楽しんでもらえましたか?

新キャラ登場したので、次回は2.5話を更新したいと思います(笑)


1話は楽しんでもらえましたか?



それでは、早速1話に出てきたキャラクターを紹介します。


萩くん

 神威と仲良し

 女の子が大好き。

 年上を見るとすぐなんぱします。


モデル=ガッシュベル↓


NAGIのブログ-ガッシュベル










姫ちゃん

 誰にでも優しい女の子。

 萩や麻弥のお姉ちゃん代わり。

 そして、お母さんみたいな子。

 唯一麻弥が、頭が上がらない相手です。


モデル=ヒメちゃん↓


NAGIのブログ-ヒメ











神威くん

 萩と仲良し。

 大人しいが拗ねると機嫌を直すのが面倒な子。

 少しビビリの残念なイケメンくんです。


モデル=カムイくん↓


NAGIのブログ-カムイ


















麻弥ちゃん

 ツンデレ。

 男嫌い。主に、弟(萩)のせいですが(汗)

 だからと言って女好きではないですよ・・・多分?


モデル=マーシャ↓


NAGIのブログ-マーシャ












性格はそのまんまで小説を書いています。



次回は、2話を載せたいと思います。


お楽しみに!