蛍袋そぼ降る雨の重みかな
透ける気に蛍袋はふくらみて
打つ雨に頷く蛍袋かな

蛍袋 山小菜(ほたるぶくろ) 釣鐘草
:夏の季語

香卓

紫陽花や日ごとに違ふ色深く
四葩群れ禍々しさを寄せ付けず
ディティールは崩さず色の七変化

七変化 八仙花 四葩(よひら)
:夏の季語


香卓-紫陽花 群れ


香卓-紫陽花 アップ


香卓-紫陽花 蕾


足元の淡きささやき京鹿子
京鹿子はかなさ集め揺れにけり
京鹿子薄桃色の曲がり角


京鹿子(きょうがのこ):夏の季語
白い京鹿子=夏雪草(なつゆきそう)


香卓-京鹿子


☆あっちゃー。
ずーーーっと、ついさっきまで
これは、女郎花だと思っていた。
実家でもいまだに咲く花。
そういえば「鹿子」だって、、、母が言っていたような
うっすらとした記憶の引き出しを、探りつつある。

黍の髭も包も乱れをり
薄き黄の珠整列す玉蜀黍
とうきびを齧る前歯の誇らしさ


玉蜀黍 蜀黍 唐黍(とうもろこし)
黍(もろこし) 
南蛮黍(なんばんきび)
唐黍(とうきび)
:夏の季語

香卓-唐黍

まな板に翠の鱗アスパラガス
白皿のアスパラガスが差し色に
つんつくつんアスパラガスを噛む夕餉

香卓

アスパラガス 石勺柏(せきちょうはく):夏の季語 かな?

我慢しない深夜のミルクアイスクリン
こめかみに何かの合図氷菓子
油断して3個目の氷菓口にして

アイスクリーム アイスクリン アイス 氷菓子 氷菓:夏の季語

部屋流るアヴェマリア曲聖母月
聖五月街の輪郭柔らぎて
カーテンをふくらましけり五月風

母の日
主の昇天:基督

聖五月 聖母月 :夏の季語