こんにちは☆
カウンセラー島倉潤子です。
今日は仕事にこころを込めるということについて私の体験をお伝えします。
遡ること幼稚園児の私。
物心ついた頃には私の中の主たるパーソナリティの1つにに「物事をごまかす、ごまかしたい」というものがいました。
この「物事をごまかしたい私」は、母親に怒られたことによって生まれました。
怒られるようなことをしたかどうかは記憶にありませんが、ともかく馴染み深い私のキャラクターの1つだったのです。
怒られたくないから、ごまかす。小さい子どもにありがちな反応ですが、後々この「私」が私を苦しめることとなります。
というのも、不思議なことに母親には通用したのですが、仕事をするようになるとそうはいきません。まして、私が最初に働いたところは大学病院の手術室。ごまかしは効きません。
誠実に正直になる、当たり前のことですが、当たり前を訓練するそんな時期でした。
その後、カウンセラーや心理トレーナーとして、さらに仕事にコミットすること、グループをファシリテートすることなど様々に学びました。
でもこの業界は、看護師の時に比べると、むしろ正解はなく、だからこそ、より仕事にこころを込めること、愛を込めること、自分を整える事がとても大切なのだと思い知る事になります。
カウンセラーとして何年も経ったある日、私は画像の使用でミスを犯してしまい多額の使用量を払う事になってしまいました。またある時は、私自身が夫婦関係のことで悩んでいて、仕事のスケジュールをうっかり見過ごす、仕事に穴を開けてしまうことが数回連続して起きてしまいました。
この時、馴染み深い「ごまかしたい私」が存在感を露わにしてきて、責任を持ちたくない、適当にやり過ごしたい、そんな衝動に駆られました。
でも、そんな私を見抜いていた友人がいて、
弱い私のこころに向かって、こんこんとお説教を始めたのです。
彼女のお説教は愛がなければ出来ないことだっただろうなぁと今はとても感謝しています。あの時、ごまかしたい私は穴があったら入りたいほど恥ずかしい気持ちがしました。
仕事をしていると、日々学びです。初心を忘れない大切さ、自分が提供するものに私自身偽りがあるとしっぺ返しがあるものです。
こころの事を聴く仕事だからこそ、こころを込めてお仕事する、今日は私への戒めに記事を書いてみました。