こんにちは☆
カウンセラー島倉潤子です。
心理学を学び始めた頃、親を許す、というエクササイズを知りました。
私に限らず、たいがいの人は親に怒っていて、そのせいで人生がうまくいかない。なぜなら親の残像を権威に貼り付けるから、仕事で上司に反発する、ミスをする、恋愛でもなぜかトラブルを引き起こすなど、そもそもトラブルの原因は親との関係が悪いから、というのです。
なるほどな〜と思いました。実際、私は、親の夫婦関係の悪さを子どもの頃から恨んでいたので恋愛でとても悩みましたし、兄は父との関係が上司との関係とそっくりだと言っていました。
親を許すと、人生がうまくいく、確かにうまくいきました!うまくいく人もたくさん見てきました。でも、次第にこんなこともちらほらと見聞きするようになりました。
1、許しても許しても、家に帰ると親は相変わらず理不尽なことばかりする。また怒る。怒る自分を責め、親を許せない自分が悪いのだと思い込む。
2、あの人は親を許せるのに、自分は許せない、許せる人は良い生徒、許せない自分は悪い生徒と思い込み、受講者同士で競争する。
3、先生に何度も叱咤される。認めてもらえない。
4、許せる人は成熟してる、許せない人は未熟者というレッテルを自分で貼る。
5、許すふりをする。
これらはどれも、許せないのに、許さなきゃと自分を責め、セミナー料金だけはかかるのに報われない、という悪循環にはまるのです。
では、今日は、本当の許しをお伝えします。
実のところ本当も嘘もないのですが、許しを誰に向け行うかによって、あなたの体験がまるで変化するので違いを知って欲しいと思います。
本当の許しは、理不尽な親を許す必要ゼロ!です。じゃあ、誰を許すかと言うと、
あなた自身!
許せないあなたを許す。
許せなくっていいと受け入れる!
それが、本当の許しになります。
これが出来ると肩の力が抜けて、こころがふわ〜っと楽になります💓
許せなくっていいんだ〜 (ホッ)
愛せなくっていいんだ〜 (ホッ)
な〜んだ、そっかぁ!
と思えたら、ラッキー✨
許せない自分を許せない人って、
とても真面目で頑張り屋さんの人がほとんどです。真面目だからこそ深刻になっちゃうし、頑張り屋さんだからこそ、もっともっとと自分を駆り立ててしまいます。
これ、心理学学んでいる人にあるあるの落とし穴だったりします。
どんな人でも、許せない時があるし、愛せない時があります。どうぞ一人で自分を責め続けないでくださいね💓