こんにちは♪
カウンセラー島倉潤子です。
自粛生活のフランスではDVの問題が本当に深刻のようです。日本でも家族に直視出来ない、一緒にいるのが辛い、喧嘩が増えた、と言ったケースが増えてきています。
今回の自粛生活が、自分を見つめる良い機会になれば良いのですが、喧嘩や対立をしているとしたら立ち止まってみて欲しいと思います。
喧嘩をしている時、何が起きているかと言うと、
信念と信念が対立しています。
信念とは、ある考えが固定化している事。
人は通常、自分の信念が一番正しいと認識します。
そして他の人が間違っていて、他の人の方が悪い、そんな風に思うものです。
そして、私のブログを読んだりして、あなたの感覚や感情を大切にしてくださいね、といった情報を得ると、より正しさに磨きをかけ強化する場合がありますが、、、
残念な事に、あなたが信念を大切にすればするほど、大切だと思っていた人との関係は悪化します。
あなたが本当に本当に大切にしたい物は、あなたの信念なのでしょうか?
人が信念を構築する過程で、何らかのドラマを体験します。
酷い体験や失敗から学んだ事だったり、辛い体験を乗り越えた結果得た物だったり、我慢して我慢して獲得したものだったり、です。これは強力な信念となります。
例えば、一つのサンプルとして、私は他の人に親切にする、という信念を持っているとしましょう。
信念を持つと、必ずその逆の概念が発動します。
ここでは親切の反対は不親切です。
すると不親切な人を見た時に、なんて酷い人なのだと批判が出て来ます。悪者が誕生です。
一つ信念があると必ずその対がセットとして現れます。人が地球で人間として生きる事とは、二元性を体験する為にあるので、ある意味当然です。
思い存分喧嘩や対立を体験するのもありなのです。信念を持つことも全然OKなのです。
まあそこで、さんざん喧嘩もしたし、対立もして、もうこの体験は卒業かなぁ、と思ったら、
非二元の世界観に進めば良いのではないでしょうか。
非二元の世界観では、地球への愛、宇宙への愛を体験していきます。もちろんあなたも含まれます。他の人も植物も動物も生命体も含まれる大きな愛です。
この時、個人的な信念は邪魔になってしまいます。親切も不親切も受け入れていくスタンスが非二元の世界観です。
親切な人は不親切を、不親切な人は親切を受け入れていくとニュートラルな状態になっていきます。
つづく