こんにちは♪
カウンセラー島倉潤子です。
以前セミナーで、人が生きる目的は『幸せになる事』とお伝えした事があります。
すると、ある受講生さまが、
「ええ⁉️ 何それ!人生は人の役に立つためにあるんでしょ。幸せだなんて、そんな弱々しい事のために人生を無駄にしたくない!」と思ったそうです。
そんな受講生さまでしたが、今ではすっかり幸せ満載の人生にシフトしています🌸🌸🌸
というのも、人生のどん底や犠牲を味わったからこそ徹底的に幸せを追求するようになったのです。
人の役に立つ人生。それも楽しそうです。
私自身、人の役に立つ事が自分の幸せ!と思っていましたし、周りの人に喜んでもらえたら嬉しいし、自己評価が高まったつもりでいました。
でも人の役に立つ人生って、永遠に役に立っていないと自己価値が下がるのです。
次から次へと役に立たないとダメなので、焦ったり自分を駆り立てたりします。
また、自分より役に立つ存在もいたりして!嫉妬や羨望で気が狂いそうになって、ライバルの足を引っ張ったり、引っ張られたりするかもしれません。
頑張って頑張って、疲れ果てて病気になってしまったらどうでしょう?
OSHOが語った老子のストーリーをご紹介します。
『 老子が弟子と共に旅をしていた。
彼らは何百万ものきこりが木を切っている森にやって来た。
森全体が、無数の枝をつけた一本の大木を残してほぼ切り落とされていた。
その木は一万人が木陰に座れるほど大きかった。
老子は弟子たちに、なぜ大木は切られないのか尋ねてくるよう言った。
弟子たちはきこりのところに行って尋ねた。
すると、「この大木は、枝という枝に節があって何も作れない。まっすぐな枝がない。燃料にもならない。この木は役立たずだ。だから切らないのだ。」
弟子たちは老子のところに戻り伝えた。
すると老子は笑いながら「この木のようになるがいい。お前たちが役に立ったら商品として売られてしまうだろう。
この木のようになるがいい。この木のように全く役立たずに。
そしたらお前たちは大きく大きく成長して、何千何万という人がその下に木陰差見出すだろう」
老子は、最後の者でいなさいと言う。
世間をまるで自分がいないかのように動きなさいと。
競争してはいけない。
自分の価値を証明しようとしてはいけない。
その必要はない。 OSHO 』
胸に響いたストーリーでした。
ただただ、ありのままの自分でいることで、大きく成長できるのですね♪