こんにちは♪
カウンセラー島倉潤子です。
先日、兄と久しぶりにゆっくり話をしました。
仕事の事、家族の事です。
兄とはさほど仲の良い兄妹ではありませんでしたが、8年ほど前に母が病んでしまった時を境に打ち解けて話すようになりました。私のセミナーにも何度となく参加してくれて、以降こころの事を話せる間柄です。
そんな兄が、仕事で昇進した事、でもプレッシャーでミスをしちゃった話を聞かせてくれました。
そして、こんな事を、、
「俺は子どもの頃から理不尽な事が大嫌いで、親にはずいぶん反発したけれど、そのたびに親からは態度が悪い!悪い子だ!と言われ、自分は悪い子なんだとつい最近まで思っていたよ。
あいにく上司は俺を悪い奴だとは思ってないようだけど。
でも、態度の良い素直な人間は飲み込みも早いし出世も早いね。」と。
確かに身近にいた私は、親に反発する兄の姿をさんざん見てきました。
当時を振り返って思う事は、
兄は本能で理不尽かどうかを見極めていた人。いわば本質を知っていたにも関わらず苦しい子ども時代を過ごした人。大人になってもそのパターンで苦しむ事に。
私は親の言う事を鵜呑みにして何が本質か分からないまま子ども時代をのほほんと過ごし、
大人になって世間の荒波にびっくりし何とかしなければ!とこころの世界に入った人。
兄に
「理不尽って本能で分かっていたなんてすごいね〜〜。それってすごい才能だよね。」と伝えると、
「そうか〜。そんな風に捉えた事はなかったな。」と少し嬉しそうにしていました。
近々、母の事で包括支援センターの方を交えて話し合いの予定です。