ここに引っ越してきて7年ほど
いつも利用するバス停にあるクリーニング店の軒先には毎年ツバメが巣を作っています
この時期になるとツバメの巣を見るのが
私の日常のちょっとした楽しみ
巣作りが始まったら、必ず様子が気になります
このバス停を利用する人たち
そしてクリーニング店の人もみんな楽しみにしているはず
巣作りから、
卵をあたためている姿
そして、孵化してから巣立ちまで
みんな、静かに静かに見守っているのです
台風の時や、大雨の時の後など
ツバメの親子が無事だととてもホッとします
人間が何か手を出す事はないけれど
ただ、見守るだけだけど
ツバメの親子が与えてくれるホッとした瞬間に癒されます
数ヶ月の間、バスを待つ人々を癒してくれているこの存在は
今、巣立ちの時のようです
おそらく3羽ほどいたはずのヒナが
ここしばらく一羽だけに
親鳥が近くにいるのでヒナは一生懸命呼んでいるのだけれど
親鳥は巣にはいかずにそばで毛繕いをしたりして
しばらくすると、飛んでいきます
すると、ヒナは飛んでいった先を寂しそうに暫く眺めている
親鳥は巣立ちを促しているようです
なかなか巣立ちしたくないのでしょうね
自分からは飛んでいこうとしない
ツバメの様子は
いつも朝の出勤前のほのぼのとする時間
居心地のよい場所ほど、離れがたい
もう、充分新しい場所へ飛んでいく力があるのに
新しい世界への興味と恐れの間の揺れ動く感じ
それでもベストなタイミングで
ある瞬間
己の中にある力強い生命力を感じて
新しい世界へ飛び立つワクワクがいっぱいになって飛び立つんだろうなと
自分自身とそして娘たちの姿と重なって
今年はとくに、ツバメの様子が気になる
飛び立つのはいつかな


