昔、
人間がいろいろな事を忘れてしまうのは、
そうしないと生きていけないから。
と聞いた事があります。
でも、本当にそうなんだろうか・・・・・。と思います。
深く、深くつきつめると、そうなのかもしれないけど、
私の場合、
あの時の事を、
あの時も気持ちを忘れなければ、
もう少し良い人間になれていたのではないか。
と思う事が多々あります。
その一番最初の出来事は、
私の髪は小学校2年生あたりからくせ毛になりだして、
5年生くらいには、もう髪の毛なのか、どこの毛なのか、
むしろ毛なのかわからないものになりました。
そんな私が恋愛をできるなんておもっていなくて、
もし、何かの間違いで誰かが私の事を好きになってくれるような事があったら、
その人がホームレスになってもついていこうとおもっていました。
けれど、なぜか高校生くらいからくせ毛が治って、
誰にもついていこうとゆうきもちがもてずに30歳です。けけけ。
高校を卒業してネイルの専門学校に入りました。
その頃は、沢山の誘惑があって、学校にまじめにかよいませんでした。
なので、卒業してもう一度入学しました。
母に学費をだしてもらうのですが、
もちろん不真面目だった私に快くお金をだしてくれるわけはなく、
今度こそは絶対にがんばると、
必ずお金は返すと、
生まれて初めて母に手をついて頼みごとをしました。
その後、
いつかサロンを出したいとゆう考えがでてきて、
毎日バイトにあけくれました。
とにかく働いて、一日1万円貯めていました。
あの頃はサロンをだす事しかみていなくて、
誰にでもその話をしたものでした。
それから何年かが経ち、
精神的につらい時期がありました。
毎日のように布団の中で泣いていました。
自分が世界で一番不幸に思えて、
他の人がとても羨ましかった。
砂利を噛むような日々。
もう一度チャンスがあればって、
もう一度みんなと同じラインにたたせてもらえたら、
誰よりも頑張るのに、
何でもできるのにって
いつも思ってた。
私の髪はストレートになって、
いつのまにか、
ネイルを学ぶ立場から、
教える立場となり、
サロンもだせました。
全てが、
なにかを忘れなかったからできた事だけど、
出来てしまったから、
忘れてしまった事が沢山あって、
もちろん、
サロンも、
身に付けた技術も、
ストレートの髪も宝物だけど、
あの時の、
泥水をのむような、
砂利を噛むような、
そんな気持ちも宝物だったんじゃないかと思います。
大切なものは日々増えていくけど、
それを本当の意味で大切にできるのは、
きっと、
そんな気持ちを忘れなかった人なんじゃないのかな~~って。
そんな事を考えながら、
ほっともっとののり弁をたべました。
ほんとに、
そんな、
忘れてはいけない気持ちを忘れずにいれば、
自分が
ダイエットをしている事を
忘れなければ、
のり弁をたべた後に、プリンをたべたりしなかったのに。。。。。。
人間を7級からやりなおしたいです。
先日、お風呂上がりに、



