私の父は不倫とギャンブルと借金の問題があり
母はそんな父に依存していて、いつも父の事で悩んでいました。
私が物心ついた頃には、もう両親はしょっちゅう怒鳴り合いの喧嘩をしていて、いつも落ち着かない家庭で育ちました。
子供心に「何で2人は仲良く出来ないんだろう?」と疑問に思いながら
特に母には、「もっとこうしたら良いのに」と思う事が多かったのを覚えています。
子供の私には、すごく悲しくて、2人の愛を失った姿があさましく見えました。
それが、大人になって自分が結婚してから
私は、夫のギャンブルと借金で頭を悩ませ、セックスレスで、いつも喧嘩ばかりしている
当時の父と母と同じような夫婦関係になってしまったんです。
だけど、そこを解決していく事で、子供の頃の疑問が全て解けました。
そして、同時期に、私は他の男性に目を向けるようになりました。
自分の中の寂しさや欠乏感を埋めるために、何人かの男性と会ったけれど
いつも何だか上手くいかず、寂しさや欠乏感は余計に浮き彫りになりました。
その後、何度も「愛してる」と言い合った彼との別れをきっかけに
自分へ意識を向けるという事を決意しました。
その頃、恋愛依存症の自助グループに行き、何人かの女性達に出会いました。
自助グループで自分の体験を話すと、同じような状態だったという人達が喜んでくれました。
私が彼との辛い関係を自分から断ち切ったことを「よく自分から言えましたね。すごい」と言いました。
(これは自助グループの中での事ではなく、会が終わった後に何気なく話していた時にです)
その頃の私には恋愛では依存するばかりで、自分に軸がなかったので
彼に「もうこんな関係嫌だからやめる」と自発的に決められた事は、初めて能動的に決めた事だったんです。
私はその時思ったんです。
「ここにいる女性達みーんなキラキラになれるのに。」
って。
自助グループに来るのは、自分ではもうどうしようもなくなったと自覚した人達です。
私自身、本当に不幸のどん底という顔をして自助グループに参加していました。
他人が怖かったから、同じ状態の人達にしか話せなかったくらいです。
でも私には、そんな私と同じような状態の女性達が、キラキラ輝いて美しい笑顔になった姿を観る事が出来ました。
もちろん私の頭の中での事ですけれど、それを想像できるということは、そうなれるって事。
私は、女が男の事で悩むのがすごく嫌です。
女を悩ます男が嫌いだとかではなく(もちろん、ロクでもない男は嫌いですけど)
それって、女自身が自分を粗末にしてるって事です。
今の私は、あんなに働かなくてギャンブル狂だった夫が働き者になり、しょっちゅう臨時収入をくれて
子供ともよく遊んでくれて、家事もよくやってくれるようになり
私を大事にしてくれるようになり
現在進行形でいい男と出会い、数人の男性とデートを楽しみ
劣等感だらけだった容姿も「綺麗な方ですね」「3児の母に見えない」と言われるのが当たり前になっています。
大好きな子供達と夫という温かい家庭があり
大好きな仕事、というより自分の宇宙での役割で沢山のご縁をいただき
大好きな舞台に10年ぶりに立ち、劇団を主宰して同じ志の仲間と日々を楽しんでいます。
私は、今の人生は以前とは比べものになりません。
だから誰でも変われるし、現実は変えられると伝えたんです。
そして一緒に輝きながら女の人生を謳歌したいんです。
私の世界にはいつも愛と自由があります。
このブログでは、そんな私の世界を少し味わってもらえたらと思います。
また昔の色んなネタは気が向いたら書いていきますね♪
どうぞお楽しみに。
今日は照明さんと打ち合わせでした