アダルトチルドレンから、「以前より相当まとも」に回復しています

アダルトチルドレンから、「以前より相当まとも」に回復しています

社会と人と自分に不安を抱える「とかくこの世は生きにくい」 アダルトチルドレンが 回復へのきっかけを見つけ

「以前より相当まとも」に変わりながら一進一退、もう一歩踏み出そうとしている

ごく普通のAC会社員の様子を書いた現在進行形のブログです。

 アダルトチルドレン(AC)である生活は、「とかくこの世は生きにくい」つらさが多いと思います。ただ、幸いにも回復初期に入ることが出来ました。
 今の家族から「確かに変わったよ。以前より相当まとも」と笑顔でいわれた時は胸の奥がくすぐったくなりました。
 するとこの体験をお伝えしたい、という感情が湧いてきました。
 回復の途中とはいえブログにすることが自分自身に、お読み下さっているあなたに、また周りの方々に意味があるとの直感を信じ、書いてゆきたいと思います。
 
★尚、日常ではありふれた仕事を持つごく普通の会社員生活を送っています

~こちらのブログは主に臨床心理士の河合隼雄さん、医師の齋藤学さん、マイケルジャクソンさんの著書・作品より影響を受け、また参考にし、記しています~
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『・・・結局、「私はたっぷり愛された、愛される存在だ」という確信なのです。勉強ができなくても、美人でなくても、親に愛された』
[出典:斎藤 学著 「インナーマザーは支配する」P228 新講社刊]

 

 

今回は、あゆみさんのことについて書きたいと思います。

 

 

えっと、一昨日のことです。

 

やや遅くなり帰宅すると、娘がハスキーボイスになっていました。

 

それは見事な、です(苦笑)。

 

近ごろの寒さのせいかと思い心配しましたが、食欲もあり、その他はいたって元気でした。

 

本人も面白がっていましたので、少し悪のりしてみます。

 

あまいと~き~ は~ずむこころ~♪

 

歌ってごらん、というのに合わせたリフレインは、もはやまるであの「もんた」でした。

 

それは見事な、です(笑)。

 

妻と私の反応に手ごたえを感じた(?)らしく、ほかには~、ともんたさんが言いました。

 

応えて、口ずさみます。

 

ドライバーズ~シートまで~ よこな~ぐりのあめ~♪

 

私自身、久しぶりに口にしました。

 

ohhh・・・つばさのおれたエンジェル~♪

 

懐かしの曲たち、特にあゆみさんが娘のお気に召したようで

 

私の夕食は、ディナーショーのように相なりました。

 

 

グラスとおつまみを載せたお皿をテーブルに置いていると、隣の和室から娘の声が聞こえてきました。

 

「○○○く~ん(※私の愛称です)、こっちきて~、一緒に読もうよ~」

 

お風呂に呼ばれるのを待つ間お布団のうえ、しばし並んで時を過ごします。

 

娘が手にしていたのは、心理テストの本でした。

 

これより質問などの出典は、『当たりすぎて眠れなくなる心理テスト 中嶋真澄著 三笠書房刊」です。

 

「はい、じゃあ最初ね。・・・」

 

我が家のあゆみさんが質問します。

 

夜遅く、くたびれてお腹をすかせて帰ってきて、

誰かが料理を作って待っていてくれているとしたら、

あなたはどんな料理がうれしいですか?

 

A:根菜の煮物

B:甘い卵焼き

C:鶏のから揚げ

D:肉じゃが

 

「うーん・・Bの卵焼きかな」

 

「卵焼き、ね。えーっと・・」

 

真剣な眼差しでページをめくり、

 

「あった。Bの卵焼きを選んだ人は・・」、あゆみさんが読みあげます。

 

Bを選んだ人・・・寂しがりや度☆☆☆☆☆

手に負えない甘えん坊

 

甘い卵焼きは子供が好む料理です。

あなたは、子供の心を持ったまま大人になってしまった人。

本当は子供のように駄々をこね、誰かにべったりと甘えたいのに、甘えさせてくれる人がみつからない。

そんなとき、なんだか寂しいと感じてしまうようです。

無邪気なようでいて傷つきやすいところがあるので、恋はまだまだ波乱含み。

 

ハハーァ、そう、です、かぁ、でした。

 

 

妻の呼ぶ声が聞こえ、えいっと立ち上がります。

 

つばさの折れたエンジェル~♪

 

楽しげなあゆみさんの背中を見送っていると、

 

ふっと振り返り、作為なく笑いながら歌いました。

 

こころの折れたエンジェル~♪

 

扉の閉まる音を私はぺたり、坐りながら聞いていました。

 

少し離れたところ、冬の窓硝子がほのかに曇っているのがみえます。

 

こころの折れたエンジェル~

 

その替え歌は、どうにも

 

なにか刺さってしまい、痛くて

 

 

出来ればやめて欲しかったです。

 

 

 

私の場合、のお話です。

 

 

 

「アダルトチルドレンは希望の言葉」

それでいいんです。大丈夫です。大丈夫じゃなくてもいいです。

 

 

 

 

「ぼくは治そうとなんかせず、ただ偶然を待っている」(河合隼雄さん)
「人格は変わる。それは世界の認知の仕方による」(齋藤学さん)



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