北海道旅行の記録を少しずつ。ご興味ある方はしばしお付き合いくださいませ^^

 

 

2年前のNHK朝の連続ドラマ・マッサンの舞台になった余市のニッカウヰスキー工場。

せっかく小樽方面に行くのだから、と余市のニッカウヰスキー工場見学の予約をしていきました。

 

 

広大な土地はなんと15万平方メートルですってヽ(*'0'*)ツ

 

我が家はせっかくですのでガイド付きの工場見学を申し込みました。

 

歴史を感じる石門から見学はスタート。

蒸留棟ではドラマでもおなじみのしめ縄で守られた蒸留のポットスチルが。

 

こちらは現代の大きいサイズのものですが、

もう使われてはいないものの初代のポットスチルも端の方に祀られていました。

 

やはりどことなく神聖な空気がするのは代々受け継がれてきた真摯な想いが沁みついているからなのでしょうか。

 

 

一号貯蔵庫。ずらりと樽が並んでいます。

こちらには空樽が見学用に展示されているのみですが、樽はどんどん増え続け現在では26棟で貯蔵されているそうです。

 

樽で熟成されているうちに熟成されまろみを帯びて旨味が増すそうなんです。

 

熟成される間に少しずつ揮発していく分を『エンジェルス・シェア(天使の分け前)』って言うんですって( ´艸`)

 

天使が美味しいウヰスキーを飲んじゃった、というロマンチックなお話なんですが、

年間で2~4%、20年ともなると樽の約半分が揮発してしまうというのですから、とんだ呑兵衛な天使たちです(笑)

 

 

どれだけ減っていくのか、というのも工場内のウヰスキー博物館で見ることができます。

このステンドグラスは札幌ススキノの交差点でも見られる『ザ・キング・オブ・ブレンダー』。

 

結構大きく迫力があります。室内なので昼間でも綺麗にライトアップされています^^

 

ドラマで使われていた小物や衣装なども展示されていましたよ^^

 

ちなみに、ニッカに残っていた一番古いウヰスキーが1945年のものだそうですが、この原酒を使ったブレンドウイスキーは700本限定販売でお値段なんと!1本50万円( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚

 

それでもあっという間に完売御礼だったそうですよ。

歴史とともに熟成されたお味はいかほどだったでしょうねぇ^^

 

 

リタハウスと名付けられたこちらは研究室だったそうです。

老朽化が進み、今は公開はされていませんが、かつてはティーラウンジとして使われていたたそうです。

 

歴史ある建物なので、工場内の第一貯蔵庫やこちらのリタハウス、事務所棟、乾燥棟など、登録有形文化財(建造物)として認定されています。

 

一通り見学が終わるとお楽しみの試飲会です。

 

私は運転があるので(ウヰスキー愛好家の夫と代わってあげた優しい妻ww)子供たちと一緒にリンゴジュースを頂きましたが、夫はウヰスキーの味の違いを堪能できて大満足なのでした。

 

ウヰスキー工場を後にして、この後美しい積丹半島へと続きます♪