無農薬栽培はできるのか・・
「健康」「無農薬栽培」などを公約に揚げていたら、何故そんなことを?という質問が来た。どんなに良いと判っていても、日本の法律がそれをさせないという欠陥が「法」にある為、私は地方公共団体の「特区」としての事業として行おうとしたものだ。
日本での農作物の販売に対して、「決められた基準の農薬の使用の義務」が課せられていることを皆さんはご存知だろうか・・?
数千種類の「農薬年鑑」の中から、指定された農薬を使用して栽培しないと、流通にはのせられないという罰則規定(罰則金300万円)まである。
アトピーや成人病など、現代取り沙汰されている様々な病気が、これらの農薬付けの食品の摂取が原因となっていることは遠からず当たっている。
土壌改良など、大地の生命力を元にもどすための「還元」は、私達のまだ知らない「生命の神秘」に及ばないとその恩恵には至らない。本当の懺悔が行われなければまだ私達には「本物」の特効薬を知らされないのかもしれない。
「無農薬栽培」と流通販売ができるまちを作り、健康と安全・安心な市民生活を保障するために「公約」にいれたわけである。「農薬を売り続けるJA」を戦後から守り続けてきた日本が、早く気がつかなければいけない視点がここにある。 中国からの野菜や食材の輸入に頼っていることも明らかであるから、範囲は「アジア」まで広げないと日本人の食と健康は維持できない。
「無農薬栽培食品」が簡単に手に入るシステム作りが緊急に必要である。う~ん・・・プロデューサーの思考回路にスイッチが入るかな・・?
「無農薬」と表示して野菜を販売するにはJAS規格を取らなければいけないし。しばし瞑想・・・(~~)
日本での農作物の販売に対して、「決められた基準の農薬の使用の義務」が課せられていることを皆さんはご存知だろうか・・?
数千種類の「農薬年鑑」の中から、指定された農薬を使用して栽培しないと、流通にはのせられないという罰則規定(罰則金300万円)まである。
アトピーや成人病など、現代取り沙汰されている様々な病気が、これらの農薬付けの食品の摂取が原因となっていることは遠からず当たっている。
土壌改良など、大地の生命力を元にもどすための「還元」は、私達のまだ知らない「生命の神秘」に及ばないとその恩恵には至らない。本当の懺悔が行われなければまだ私達には「本物」の特効薬を知らされないのかもしれない。
「無農薬栽培」と流通販売ができるまちを作り、健康と安全・安心な市民生活を保障するために「公約」にいれたわけである。「農薬を売り続けるJA」を戦後から守り続けてきた日本が、早く気がつかなければいけない視点がここにある。 中国からの野菜や食材の輸入に頼っていることも明らかであるから、範囲は「アジア」まで広げないと日本人の食と健康は維持できない。
「無農薬栽培食品」が簡単に手に入るシステム作りが緊急に必要である。う~ん・・・プロデューサーの思考回路にスイッチが入るかな・・?
「無農薬」と表示して野菜を販売するにはJAS規格を取らなければいけないし。しばし瞑想・・・(~~)
川越市長選挙を終えて
なんて「ア・タタカイ」選挙だったのでしょう・・。今回はすぐに市長にはなれませんでしたが、7795人の皆様の心温まる支持とご声援を得る事ができました。沢山の市民との出会いはに心から感謝して、投票してくださった人達と、近いうちに会える楽しみもできました。
他の候補者と開始前に「がんばりましょう!」と笑顔で挨拶を交わし、選挙カーですれ違っても、大きく手を振り挨拶して、同じ市民としての「こだわりを持たない同志」として、楽しい選挙を繰り広げられたと感じてます。最初から結果は決まっていたのだと割り切ってます。そのセオリーをトレースしていくことが、私の人生と友人達との関わりのプロセスなのです。だから、無事に「修了」した(終了ではなく)ことが重要なのです。一人ではなく、友人達と共に次のステップを踏めたことは、新しい出会いと共に大切にしたいものです。
今日は、家族も友人達も後片付けでグロッキー・・。今日はこの辺で・・・。
ありがとう、感謝。
他の候補者と開始前に「がんばりましょう!」と笑顔で挨拶を交わし、選挙カーですれ違っても、大きく手を振り挨拶して、同じ市民としての「こだわりを持たない同志」として、楽しい選挙を繰り広げられたと感じてます。最初から結果は決まっていたのだと割り切ってます。そのセオリーをトレースしていくことが、私の人生と友人達との関わりのプロセスなのです。だから、無事に「修了」した(終了ではなく)ことが重要なのです。一人ではなく、友人達と共に次のステップを踏めたことは、新しい出会いと共に大切にしたいものです。
今日は、家族も友人達も後片付けでグロッキー・・。今日はこの辺で・・・。
ありがとう、感謝。
川越くん
大きな目玉の選挙カーは、かなりの人気者になってしまった・・・。選挙管理委員会からも「イラストとは判断できなくなりました。シンボルマークですね~」とまで言われ、あえなくポスターなどから脱落のはめに;;
印刷し直しの悲劇にあっております・・とほほ、デザイナーの高田さん「ゴメンm(--)m」です・・。
おもしろいもので、走っていると学生に反応が大アリです。手を振る子ども達、大声で呼ぶ学生達、指差して笑い飛ばす中学生・・。
君達の未来を創っているのですよ~(大声でさけびたい~~)
結構楽しいドライブです。見かけたら手を振って応援してくださいね~
印刷し直しの悲劇にあっております・・とほほ、デザイナーの高田さん「ゴメンm(--)m」です・・。
おもしろいもので、走っていると学生に反応が大アリです。手を振る子ども達、大声で呼ぶ学生達、指差して笑い飛ばす中学生・・。
君達の未来を創っているのですよ~(大声でさけびたい~~)
結構楽しいドライブです。見かけたら手を振って応援してくださいね~
学び
出馬表明からひと月が経ちました。
本当にマイペースで、初めての「選挙」に臨んでいます。政治家塾の仲間と共に経験してきた手法は、あれもこれもやりたいのですが、出馬決意の際の初心に返り、「とりあえず形をつくる」ことに徹しています。
書類作りなどしていると、時間も刻々と過ぎてしまい、普通なら「あせり・イライラ」終いには「もうやーめた~」となってしまう位の状態ですが、不思議な事に、まったくあせりもありません。今は、毎日お手伝いいただいている皆さんや両親、子どもたちへ感謝と深い愛情を感じています。この選挙を影でしっかり支えてくれているたくさんの友人へも「信頼」をもって精神的な幸福感を感じております。本当に私は幸せを噛みしめております。
今は、1/23のゼロ(スタート)の地点に向かい、私も協力者も、そして一緒に市民の査定を受けるお二人の候補予定者も、同じ宇宙のうねりの中にいます。相手候補に対して、まったく「敵」という感覚はありません。同じ方向を向いて、市民の方向を向いて、共に進み続ける「友」です。
まだ岩崎さんや舟橋現職の駅頭や街宣カーがすれ違うことも経験してません。12月にリセットして再起した、私の出足の遅さをゆっくり準備できるまで待っててくれているような「まったり」とした流れを感じます。毎日楽しくやっています。選挙は、いろいろな人達と知り合えて、いろいろな考えをもった方たちと語り合えて本当に勉強になり、自分が成長します。貴重な体験です。このことは、ぜひ子どもたちへも「経験」として残してあげたいものです。
深謝
本当にマイペースで、初めての「選挙」に臨んでいます。政治家塾の仲間と共に経験してきた手法は、あれもこれもやりたいのですが、出馬決意の際の初心に返り、「とりあえず形をつくる」ことに徹しています。
書類作りなどしていると、時間も刻々と過ぎてしまい、普通なら「あせり・イライラ」終いには「もうやーめた~」となってしまう位の状態ですが、不思議な事に、まったくあせりもありません。今は、毎日お手伝いいただいている皆さんや両親、子どもたちへ感謝と深い愛情を感じています。この選挙を影でしっかり支えてくれているたくさんの友人へも「信頼」をもって精神的な幸福感を感じております。本当に私は幸せを噛みしめております。
今は、1/23のゼロ(スタート)の地点に向かい、私も協力者も、そして一緒に市民の査定を受けるお二人の候補予定者も、同じ宇宙のうねりの中にいます。相手候補に対して、まったく「敵」という感覚はありません。同じ方向を向いて、市民の方向を向いて、共に進み続ける「友」です。
まだ岩崎さんや舟橋現職の駅頭や街宣カーがすれ違うことも経験してません。12月にリセットして再起した、私の出足の遅さをゆっくり準備できるまで待っててくれているような「まったり」とした流れを感じます。毎日楽しくやっています。選挙は、いろいろな人達と知り合えて、いろいろな考えをもった方たちと語り合えて本当に勉強になり、自分が成長します。貴重な体験です。このことは、ぜひ子どもたちへも「経験」として残してあげたいものです。
深謝
ゼロ
現在から遡って、生まれたての自分にもどる「記憶の旅」を試みた。いつも笑って生きてきた自分のフィルムを逆回しにしていき、スタートの時点に行き着いた。ゆっくりと、印象の壁を眺めながら、「その瞬間(とき)に何を感じたのか、何を学んだのか」を想い出そうと努力した。体中が力み、こわばってくる。もっとリラックスしなければ、記憶の水は汲み取ることができない。「記憶の琴線に触れないように、静かに静かに「印象と感覚」を重ね合わせる。喜びの記憶には「安堵感」が重なってくるが、何か違う色の感覚が底辺に流れているように感じる。「苦しみ?」いや、辛さが伴うが「使命を果たしている瞬間」の満足だ。「生む」苦しみは感動や喜びがマグマの静かな噴火のように湧き出てくる。
今現在の私がしようとしている「使命を果たす瞬間」の出来事に過去の記憶の教えを結びつけるのは至難の業である。そして、やっと気が付いたのだが、生れた時の私がゼロの状態なのではなくて、今現在私が目的とする地点が「ゼロ」なのである。そうすると当然、今日現在も「マイナス」の世界を「ゼロ」に向かって突き進んでいる、ということだ。
まだ、準備中の私は、かなり近づいてきた「ゼロ」に向かってカウントダウンしている。しかしなかなか「ゼロ」までの道のりは遠い。最後の壁を乗り越えていくには辛い。そうか・・・、今も産みの苦しみだ。どうにか、時間の波に飲まれないで、いくしかしかない。がんばろう・・。
今現在の私がしようとしている「使命を果たす瞬間」の出来事に過去の記憶の教えを結びつけるのは至難の業である。そして、やっと気が付いたのだが、生れた時の私がゼロの状態なのではなくて、今現在私が目的とする地点が「ゼロ」なのである。そうすると当然、今日現在も「マイナス」の世界を「ゼロ」に向かって突き進んでいる、ということだ。
まだ、準備中の私は、かなり近づいてきた「ゼロ」に向かってカウントダウンしている。しかしなかなか「ゼロ」までの道のりは遠い。最後の壁を乗り越えていくには辛い。そうか・・・、今も産みの苦しみだ。どうにか、時間の波に飲まれないで、いくしかしかない。がんばろう・・。
チャンス!
いよいよ始まった、新たな「チャンス」への挑戦だ。
12月8日は、第二次世界大戦の勃発の日でもあり、ジョン・レノンの暗殺された日でもある。この日を「新たな使命を果たす、始まりの日」に選んだ。
<青>「本日、来年度行われます川越市長選挙に向けて、候補予定者として、改めましてここに出馬表明いたします!」
ついに始まった、いや、初めてしまった・・。もう、後戻りはできないのだ。
たった一人で走り抜けるには、とてもゴールがみえるものではない。しかし、初めてのランニングでも、私には目に見えない大きな伴走者がいる。そして力強いコトバで支えてくれる友もいる。
今、何らかの押さえ切れない程の感動が低周波のように、全身を包んでいる。完全に守られている・・・「祈り」の中を漂いながら、私は前に進んでいる。
混沌とした、ゆったりとした、時間と時間の歪みの中を駆け抜ける。まだまだ長い時間かけて、次の色の波長への扉を探さなければいけない。ヒフミヨイツ・・何色の扉なのだろうか、また何色の世界が待っているのだろうか・・。
まだ、一日という時間しか経っていない・・。でも、何かが変わった。何かが動いた。
星と星のマグワイのエネルギーが徐々に外に放出されているように感じる。そのエネルギーのたどる道筋をトレースしていけばいい。静かに静かにトレースしていけばいい。
12月8日は、第二次世界大戦の勃発の日でもあり、ジョン・レノンの暗殺された日でもある。この日を「新たな使命を果たす、始まりの日」に選んだ。
<青>「本日、来年度行われます川越市長選挙に向けて、候補予定者として、改めましてここに出馬表明いたします!」
ついに始まった、いや、初めてしまった・・。もう、後戻りはできないのだ。
たった一人で走り抜けるには、とてもゴールがみえるものではない。しかし、初めてのランニングでも、私には目に見えない大きな伴走者がいる。そして力強いコトバで支えてくれる友もいる。
今、何らかの押さえ切れない程の感動が低周波のように、全身を包んでいる。完全に守られている・・・「祈り」の中を漂いながら、私は前に進んでいる。
混沌とした、ゆったりとした、時間と時間の歪みの中を駆け抜ける。まだまだ長い時間かけて、次の色の波長への扉を探さなければいけない。ヒフミヨイツ・・何色の扉なのだろうか、また何色の世界が待っているのだろうか・・。
まだ、一日という時間しか経っていない・・。でも、何かが変わった。何かが動いた。
星と星のマグワイのエネルギーが徐々に外に放出されているように感じる。そのエネルギーのたどる道筋をトレースしていけばいい。静かに静かにトレースしていけばいい。
環境は「命」のバウンドリー
まちを育てる・・・この地道な作業の一つ一つが、地球の海に「水紋」となって広がっていく。
~ふるさと創生プロジェクト~
日々の疲れを癒す為に、木々からの優しい木漏れ日や、谷川から溢れ出る岩清水を求めて旅に出る。耳を澄ますと、様々な鳥たちのさえずりが心をくすぐる。雑踏の中に住む都会人にとって、このような自然の中に身を委ねる時が、最高の至福を得られる唯一貴重な時間となる。いつからだろう、こんなに自然が、いとおしく感じるようになったのは…。
1962年にアメリカの海洋学者レイチェル・カーソンにより発表された「沈黙の春」は、農薬や殺虫剤などの化学物質の日常的な乱用による「公害汚染・自然破壊」を赤裸々に綴った世界で初めての、環境問題を訴えた本である。この衝撃的な本の出版は、その後の環境破壊へ繋がる化学物質の使用規制や、自然保護活動への足がかりとなった。
川越市でも、近年「環境ネット」という、環境問題に取り組む多くの団体が参加登録している協議会が発足し、民間レベルでの自然保護活動などが活発化してきたが、それぞれの団体の目的は様々であって、同じ「環境」というテーマでも、まったく違う取り組みなのである。これは、百匹の猫を同じ向きに並べようとしても、なかなか難しいのと同じくらい、方向性や種類が違う事に気付く。
しかし、環境という言葉の大本をたどれば、何が「環境」なのかは明確に表現し、説明できる。
水は答えを知っている
昨年末、川越市PTA連合会主催の特別講演会の講師として呼ばれた。、川越市民会館で、市内のPTA関係者を対象に「水の輪・人の和・心のわ~今この瞬間(とき)から~」というタイトルで、講演させていただいたが、その際に「水に、ある言葉を投げかけて凍らせると、結晶の形がまったく違うものになる」ということを紹介させてもらった。「ありがとう・嬉しい・よくできたね・素適だね」という言葉をかけられた水は、大変美しい雪のような結晶を形成するが、「ばかやろう・何やってるんだ・死ね」という言葉を言われた水は、なんとブラックホールのような形に歪み、結晶とならないのだ。これは多くの実験からも証明されており、水はいかようにも変化が可能なものである以上に、意識の波動も感じて、自らそれに反応できるものなのである。これらの様々な形の結晶の写真を見た人は、言葉や音の持つ波動の力の怖さを知る。人の身体の多くは水でできているのだから、この水の結晶と同じように、不快な言葉を聞くと、具合悪くなったり、精神的に落ち込み、性格も変わる。要するに人格形成に影響するということだ。
もう一つ、小学校の総合学習の講師として招聘された時に子どもたちと一緒に行うプログラムを、聴衆の皆様にも体験してもらった。それは、目を閉じて海の中深く身体を沈めたイメージを思い描き、水中を漂うように、身体全体の力を抜いて気持ちよく瞑想するのである。その最中に、もし雑踏のざわめきや、けたたましく鳴るサイレンの音、叫び声や、人を傷つけるような言葉などが聞こえたりしたら、必ず不快感を感じるのであって、また最高の気持ち良さを味わった後は、雑音をイメージするだけで、いやな気持ちになる。水に浮かぶイメージから覚めた後、どんなことを想像したか聞いてみると、実にユニークな答えが返ってくる。「生まれる前に、お母さんのお腹の中で泳いでいたことを思い出した」「昔、僕はクラゲだったことを思い出した」「私はワカメだった」「宇宙空間を天王星まで飛んでいった」等など、大人も子どもも関係なく、自然体にもどり、無邪気な真の姿がそこにある。そう、「環境」とは、自らの内と外の境界線を示すのであって、体内で不快感を感じたものすべてが「環境に良くないもの」であるとこの体験から理解できるようになる。
「無」から「有」を生む
資源回収をする際に、スチール缶は集めない。この丈夫なゴミを有効に使えないか考え、創り出したのが「水カンリンバ」という楽器だ。幾つかの空き缶を繋ぎ合わせて、中に「川越の湧き水」を注ぎ込む。筒の周りは、「和紙」で包み、両サイドのプルタブは、切り込みを入れて、弾くと音がでるように工夫する。
和紙の暖かさが思わず懐かしく、耳元に近づけると「コポコポコポ…」「サラサラサラ…」と、小川の水が流れるような、また「水琴窟」の音がする。普段はポイっと捨てられてしまう小さな空き缶が、私たちに「懐かしさ・優しい気持ち」を思い出させる素適な楽器に生まれ変わるとは、素晴らしいことだ。
現在では、10000本近くも市内で配られているこの楽器は、小中学校や授産施設でも作られ、ホンダの退職者の方が、プロフェッショナルな技術で協力をくださり、ボランティアで作り方を市民に指導してくれている。全国から引き合いがあり、この空き缶楽器と共に、講演会で多忙な私だが、一番の目的は「川越をふるさとにしよう」という町おこしと意識啓発だ。清らかな水の音を常に聞いていると、安心感が生まれ、自然と心優しくなる。サラサラという水の音は、疲れた身体や精神を癒す。
都会的に発展した川越の街にも、かつてはきれいな水が流れ、人々の生活は、自然と一体となったものであったろう。そんな昔を私たちは懐かしみ、また知らずに生まれ育った現代の子ども達も、真の人の姿を見出す瞬間がある。それが大自然や宇宙と繋がった時だ。
「うさぎ追いし かの山 小鮒釣りし かの川…」日本人なら、誰もがこの唄を歌う時、感動で胸に熱いものが込み上げる。
「…水は清き ふるさと」
ふるさとは、やはり水が清くなければいけない。街の自然環境を、私たちは自らの手で守ると同時に、人や自分の身体の中の水も、常に美しく清らかに保たなければいけないのだ。
現在、川越市内で展開している「ふるさと創生プロジェクト~水カンリンバ大作戦」は、多くの市民ボランティアの協力の下、今年もたくさんの学校や公民館などの会場で講演会、作り方教室が予定されており、大盛況である。33万人の市民、一人一人の優しい気持ちが、鎖のように長く繋がり、また、広い澄んだ青空のように、この川越市を包み込む日もきっと近いに違いない。
週刊埼玉新聞 掲載
~ふるさと創生プロジェクト~
日々の疲れを癒す為に、木々からの優しい木漏れ日や、谷川から溢れ出る岩清水を求めて旅に出る。耳を澄ますと、様々な鳥たちのさえずりが心をくすぐる。雑踏の中に住む都会人にとって、このような自然の中に身を委ねる時が、最高の至福を得られる唯一貴重な時間となる。いつからだろう、こんなに自然が、いとおしく感じるようになったのは…。
1962年にアメリカの海洋学者レイチェル・カーソンにより発表された「沈黙の春」は、農薬や殺虫剤などの化学物質の日常的な乱用による「公害汚染・自然破壊」を赤裸々に綴った世界で初めての、環境問題を訴えた本である。この衝撃的な本の出版は、その後の環境破壊へ繋がる化学物質の使用規制や、自然保護活動への足がかりとなった。
川越市でも、近年「環境ネット」という、環境問題に取り組む多くの団体が参加登録している協議会が発足し、民間レベルでの自然保護活動などが活発化してきたが、それぞれの団体の目的は様々であって、同じ「環境」というテーマでも、まったく違う取り組みなのである。これは、百匹の猫を同じ向きに並べようとしても、なかなか難しいのと同じくらい、方向性や種類が違う事に気付く。
しかし、環境という言葉の大本をたどれば、何が「環境」なのかは明確に表現し、説明できる。
水は答えを知っている
昨年末、川越市PTA連合会主催の特別講演会の講師として呼ばれた。、川越市民会館で、市内のPTA関係者を対象に「水の輪・人の和・心のわ~今この瞬間(とき)から~」というタイトルで、講演させていただいたが、その際に「水に、ある言葉を投げかけて凍らせると、結晶の形がまったく違うものになる」ということを紹介させてもらった。「ありがとう・嬉しい・よくできたね・素適だね」という言葉をかけられた水は、大変美しい雪のような結晶を形成するが、「ばかやろう・何やってるんだ・死ね」という言葉を言われた水は、なんとブラックホールのような形に歪み、結晶とならないのだ。これは多くの実験からも証明されており、水はいかようにも変化が可能なものである以上に、意識の波動も感じて、自らそれに反応できるものなのである。これらの様々な形の結晶の写真を見た人は、言葉や音の持つ波動の力の怖さを知る。人の身体の多くは水でできているのだから、この水の結晶と同じように、不快な言葉を聞くと、具合悪くなったり、精神的に落ち込み、性格も変わる。要するに人格形成に影響するということだ。
もう一つ、小学校の総合学習の講師として招聘された時に子どもたちと一緒に行うプログラムを、聴衆の皆様にも体験してもらった。それは、目を閉じて海の中深く身体を沈めたイメージを思い描き、水中を漂うように、身体全体の力を抜いて気持ちよく瞑想するのである。その最中に、もし雑踏のざわめきや、けたたましく鳴るサイレンの音、叫び声や、人を傷つけるような言葉などが聞こえたりしたら、必ず不快感を感じるのであって、また最高の気持ち良さを味わった後は、雑音をイメージするだけで、いやな気持ちになる。水に浮かぶイメージから覚めた後、どんなことを想像したか聞いてみると、実にユニークな答えが返ってくる。「生まれる前に、お母さんのお腹の中で泳いでいたことを思い出した」「昔、僕はクラゲだったことを思い出した」「私はワカメだった」「宇宙空間を天王星まで飛んでいった」等など、大人も子どもも関係なく、自然体にもどり、無邪気な真の姿がそこにある。そう、「環境」とは、自らの内と外の境界線を示すのであって、体内で不快感を感じたものすべてが「環境に良くないもの」であるとこの体験から理解できるようになる。
「無」から「有」を生む
資源回収をする際に、スチール缶は集めない。この丈夫なゴミを有効に使えないか考え、創り出したのが「水カンリンバ」という楽器だ。幾つかの空き缶を繋ぎ合わせて、中に「川越の湧き水」を注ぎ込む。筒の周りは、「和紙」で包み、両サイドのプルタブは、切り込みを入れて、弾くと音がでるように工夫する。
和紙の暖かさが思わず懐かしく、耳元に近づけると「コポコポコポ…」「サラサラサラ…」と、小川の水が流れるような、また「水琴窟」の音がする。普段はポイっと捨てられてしまう小さな空き缶が、私たちに「懐かしさ・優しい気持ち」を思い出させる素適な楽器に生まれ変わるとは、素晴らしいことだ。
現在では、10000本近くも市内で配られているこの楽器は、小中学校や授産施設でも作られ、ホンダの退職者の方が、プロフェッショナルな技術で協力をくださり、ボランティアで作り方を市民に指導してくれている。全国から引き合いがあり、この空き缶楽器と共に、講演会で多忙な私だが、一番の目的は「川越をふるさとにしよう」という町おこしと意識啓発だ。清らかな水の音を常に聞いていると、安心感が生まれ、自然と心優しくなる。サラサラという水の音は、疲れた身体や精神を癒す。
都会的に発展した川越の街にも、かつてはきれいな水が流れ、人々の生活は、自然と一体となったものであったろう。そんな昔を私たちは懐かしみ、また知らずに生まれ育った現代の子ども達も、真の人の姿を見出す瞬間がある。それが大自然や宇宙と繋がった時だ。
「うさぎ追いし かの山 小鮒釣りし かの川…」日本人なら、誰もがこの唄を歌う時、感動で胸に熱いものが込み上げる。
「…水は清き ふるさと」
ふるさとは、やはり水が清くなければいけない。街の自然環境を、私たちは自らの手で守ると同時に、人や自分の身体の中の水も、常に美しく清らかに保たなければいけないのだ。
現在、川越市内で展開している「ふるさと創生プロジェクト~水カンリンバ大作戦」は、多くの市民ボランティアの協力の下、今年もたくさんの学校や公民館などの会場で講演会、作り方教室が予定されており、大盛況である。33万人の市民、一人一人の優しい気持ちが、鎖のように長く繋がり、また、広い澄んだ青空のように、この川越市を包み込む日もきっと近いに違いない。
週刊埼玉新聞 掲載
最先端医療のプロデュース
~最先端医療のプロデュース~(1)
もしあなたが、癌になったらどうしますか?不治の病に侵されたらどうしますか?
医者から病名や余命を告げられた後、殆どの人が「病院まかせ・医者の指示どおり」という事で、病院に入院したり専門医からの治療を受けます。自分の病気を知るために専門書や医学雑誌を読みあさり、そこに「発病から死に至るまでの工程」しか書かれていない現実に愕然とするのも現状です。では「完治した・改善された・病気にならない為の」という視点で本を探すと、山ほどデータが本として出版されていますが、その治療の大多数が「代替療法」であって「対症療法」ではありません。悪くなった部分の切除や化学薬品の投与によって通常の正常値に近づける処方が主体の「対症療法」と、自然の力や天然生薬、「氣(生命エネルギー)」を使い、人の元々持っている「治癒力・免疫力」を高めることにより治す「代替療法」。これは相反するようですが、その時その時の病気の症状により、相互の療法をうまく導入するに至れた人は不幸中の幸いで、その多くの方は改善の方向に進んでいるようです。但し、治療や検査の段階で「リンパ」の摘出をしてしまった方に関しては、「完治」という言葉は見つからないので、気をつけた方が良いようです。いずれにしても、病気になってしまった人にとって「治る・治す」という言葉は、襲ってくる死への恐怖を取り除くための「希望」の光であり、自分の生き様を振り返りながら将来を考え、生きる活力を取り戻す「人生の折り返し地点」ともなっているのです。
芸術療法と未病・予防
何はともあれ、健康であることが一番です。
現在、田辺製薬㈱と共同のプロデュース事業として、「未病・予防」をテーマに取り上げ、具体的には「音楽療法・園芸療法・カラーセラピー・アロマセラピー・動物療法・笑いの科学・生きがい・コミュニティ活動から生まれる活性化・漢方・気功・ツボ・江戸料理・薬膳」その他、三十種類以上の療法を紹介し実践してきました。その中で、特に毎回好評で、ホール満席になるのが、「音薬(おんやく)」です。音楽の薬という訳で、クラシック・ジャズ・ヒーリングミュージックはてはロックに至るまで、薬の一つとして来場者に与えています。これは製薬会社が化学薬品だけではなく、代替医療の現場での結果を踏まえ、今後発展していくであろう代替医療による医学界の方向性をしっかりと見つめているということでもあります。日本では「薬事法」というものにより、製薬会社が破綻するようなことがないような法律が存在しますが、難病・不治の病が本当に改善されている療法は、自然治癒力を高める「代替療法」であり、これらの「自然エネルギー」の果たす役割が大きな力を持っていることはどの製薬会社も認めざるを得ません。事実、コンサート終了時には、身も心もすっかり軽くなった観衆が血色良い顔色になり、穏やかな気持ちでそこに元気な姿でにこやかに笑っています。
田辺製薬MSCボランティアサロン
年間6回開催 会場:銀座十字屋9Fホール
問い合わせ:03(3230)6758 田辺製薬広報課
週間埼玉新聞4月号掲載
もしあなたが、癌になったらどうしますか?不治の病に侵されたらどうしますか?
医者から病名や余命を告げられた後、殆どの人が「病院まかせ・医者の指示どおり」という事で、病院に入院したり専門医からの治療を受けます。自分の病気を知るために専門書や医学雑誌を読みあさり、そこに「発病から死に至るまでの工程」しか書かれていない現実に愕然とするのも現状です。では「完治した・改善された・病気にならない為の」という視点で本を探すと、山ほどデータが本として出版されていますが、その治療の大多数が「代替療法」であって「対症療法」ではありません。悪くなった部分の切除や化学薬品の投与によって通常の正常値に近づける処方が主体の「対症療法」と、自然の力や天然生薬、「氣(生命エネルギー)」を使い、人の元々持っている「治癒力・免疫力」を高めることにより治す「代替療法」。これは相反するようですが、その時その時の病気の症状により、相互の療法をうまく導入するに至れた人は不幸中の幸いで、その多くの方は改善の方向に進んでいるようです。但し、治療や検査の段階で「リンパ」の摘出をしてしまった方に関しては、「完治」という言葉は見つからないので、気をつけた方が良いようです。いずれにしても、病気になってしまった人にとって「治る・治す」という言葉は、襲ってくる死への恐怖を取り除くための「希望」の光であり、自分の生き様を振り返りながら将来を考え、生きる活力を取り戻す「人生の折り返し地点」ともなっているのです。
芸術療法と未病・予防
何はともあれ、健康であることが一番です。
現在、田辺製薬㈱と共同のプロデュース事業として、「未病・予防」をテーマに取り上げ、具体的には「音楽療法・園芸療法・カラーセラピー・アロマセラピー・動物療法・笑いの科学・生きがい・コミュニティ活動から生まれる活性化・漢方・気功・ツボ・江戸料理・薬膳」その他、三十種類以上の療法を紹介し実践してきました。その中で、特に毎回好評で、ホール満席になるのが、「音薬(おんやく)」です。音楽の薬という訳で、クラシック・ジャズ・ヒーリングミュージックはてはロックに至るまで、薬の一つとして来場者に与えています。これは製薬会社が化学薬品だけではなく、代替医療の現場での結果を踏まえ、今後発展していくであろう代替医療による医学界の方向性をしっかりと見つめているということでもあります。日本では「薬事法」というものにより、製薬会社が破綻するようなことがないような法律が存在しますが、難病・不治の病が本当に改善されている療法は、自然治癒力を高める「代替療法」であり、これらの「自然エネルギー」の果たす役割が大きな力を持っていることはどの製薬会社も認めざるを得ません。事実、コンサート終了時には、身も心もすっかり軽くなった観衆が血色良い顔色になり、穏やかな気持ちでそこに元気な姿でにこやかに笑っています。
田辺製薬MSCボランティアサロン
年間6回開催 会場:銀座十字屋9Fホール
問い合わせ:03(3230)6758 田辺製薬広報課
週間埼玉新聞4月号掲載
ナノカーボンって何ナノ?
早速始まりましたね~、脳天気な本人と、世間をあざむくようにきまじめに言い切る新聞コラムと、まるで別人28号のような自分が描く、「一人コラボレーション」の水と油の二層世界。サラダドレッシングのように、シャカシャカと振り混ぜながらこのプログは眺めてください。
えっ?「水と油でなくて、火と水ですよ」(ドキドキドッキーの教育的指導)
火と水とシャカシャカしちゃていいんですか~?(@@)
「良いのです・・・。シャカシャカできたら貴女もシャカ」(ブッダ)
そうか・・・^_^;汗 何でもOKなのね、この世界は・・。
という訳で、今日はアリが顕微鏡を覗いて「アリ?」と首をかしげてしまうような、ミクロ中のミクロ「ナノ」について書きました(^^)
風邪気味で少しビタミンCが不足気味なので、Cについて書きました。Cって炭素?
これ読んだら風邪は治りますよ。いや癌も治るかも~。「ピリピリピリ~♪」(指導!)
ナンダナンダ(??)そうか!?治るというのはいけないんだ!薬事法違反なのだ・・。
~環境とナノテクノロジーのプロデュース~
シティマネージメントプロデューサー 加藤 けい光(こ)
嘗てエジソンが電球の発明をした際に使用された材料が「日本の竹炭」でした。炭は英語でカーボンと呼ばれ、20世紀の経済産業を支えてきた重要な原料の一つでした。しかし未だにそれの持つ不思議な力は総ては解明されておらず、近年になって様々な分野でこの元素記号「C」炭素の未知数の力と、現象が注目されつつあります。
ナノカーボン
炭素原子が球状または筒状に繋がり、その直径がナノサイズのものを総称して「ナノカーボン」と呼びます。フラーレンとカーボン・ナノチューブがその代表です。フラーレンは、60個以上の炭素原子がカゴ状に繋がった直径約一ナノメートルのサッカーボール状の粒子です。グラファイト(黒鉛)、ダイヤモンドに次ぐ第三の炭素とも呼ばれてます。1996年に発見され、クロトー博士(サセックス大学教授)、スモーリ博士(ライス大学教授)、カール博士(ライス大学教授)三名がノーベル化学賞を受賞しました。カーボン・ナノチューブは、炭素原子6個のベンゼン環で構成されるグラファイトシートがらせん状に丸まり、円筒状に成長した炭素結晶です。1991年にNECの飯島澄男主席研究員が発見しました。今年7月にも信州大学で、二重らせんのナノチューブが発見される等、新しい展開に余念がありません。
半導体チップ・コンピューター・ディスプレー等のIT、エレクトロニクス分野、癌治療薬・医薬品、造影剤等の生活科学分野、塗料・添加剤・表面材料・高強度材料・超耐熱材料の素材分野、燃料電池等のエネルギー分野など、ナノテクノロジーの応用範囲は非常に広範です。
基礎素材としてのナノカーボンは、現代産業総ての分野に応用が期待されており「フラーレン」は、超音波等を利用した抗がん剤・抗エイズ剤等の医薬品、皮膚の老化防止に効果がある化粧品、長寿命リチウムイオン電池、ガス貯蔵や燃料電池の電解質膜、高温超伝導材料、磁気記録材料、潤滑剤、化学品製造用触媒への応用が大変期待されており、カーボン・ナノチューブも鉄より高い強度を備えており、電子放出能力を利用した光源、次世代薄型ディスプレーとして期待されるフィールド・エミッション・ディスプレー(FED)、電気自動車用燃料電池の水素貯蔵材料、電極、導電性を応用した導電性塗料、導電性樹脂など幅広い用途が期待されています。
環境浄化プロジェクト
現在日本中の焼却灰による土壌汚染を浄化するために、新しい手法としてナノカーボン液による土地改良が盛んに行われております。ダイオキシン・カドミウム・シアン化合物・ヒ素・有機リン化合物がその代表的な問題物質ですが、ナノカーボンの添加により環境基準に合う良質の土地に中和転換し、利用可能な土地として再起させているのです。私のプロジェクトの一つとして、農地に関しては「天然塩」による還元手法を取っておりましたが、有害物質にはこのナノカーボンの威力が極めて有効と判断しております。
ごみ処理施設問題の解決策として
どの自治体でも清掃センターからでた焼却灰とRDFの後処理に頭を抱えております。燃やすという手法においては、必ずやダイオキシン・二酸化炭素は排出される訳で、地球環境を脅かす「温暖化現象」の素因であるところの二酸化炭素の排出は、焼却炉(溶融炉)からのものが、全廃棄物設備中最も多い排出係数です。二酸化炭素の排出権はお金を出してどこも買っており、1トンあたり1000~5000円で取引されております。かなりの金額を二酸化炭素を出す為に払っているのは、罰金のようなものであり、いつまでたっても環境意識の改善には繋がりません。
そこで最近特に注目されてきたのが「ナノカーボン」の製造システムで、緑豊かなフィンランドの自然環境保護理念として全土で取り組んでいる「ごみは燃やさない」手法です。つい先ごろ、中国でも木の伐採による砂漠化の諸問題で、木炭・竹炭の輸出が禁止となりました。それを受け、各先端科学の業界では、次世代産業への素材供給ルートとして、ごみ処理完全リサイクル型のナノカーボン製造システムに着目し始めた訳です。
このシステムはプラスティック・タイヤ・電化製品・生ごみ、その他廃棄物と思われていたもの総てを無公害で再資源化処理するものです。電熱処理のために、金属類がそのまま再利用でき、金・銀等の貴金属もリサイクルできます。使用する窒素も空気中からの供給で、極めて安価な処理代で済みます。現在ナノカーボン素材は世界中のあらゆる企業から引き合いがあり、巨額の営業収支が見込まれている新規産業でもあります。
廃プラ等の埋め立てに限界の生じてきた日本では、「燃やさない処理」と「ナノカーボン」製造の一石二鳥産業に着目しているのはもちろんです。現在、日本各地で試験的に導入され、沖縄など先駆自治体により採用されているこの期待すべきごみ処理施設は、今後多くの自治体の第三セクターによる運営で安定した収入源となり、自律した自治体の活性化の一役を担うこととなるやもしれません。
週刊埼玉新聞 2004年9月号掲載 一部カット
えっ?「水と油でなくて、火と水ですよ」(ドキドキドッキーの教育的指導)
火と水とシャカシャカしちゃていいんですか~?(@@)
「良いのです・・・。シャカシャカできたら貴女もシャカ」(ブッダ)
そうか・・・^_^;汗 何でもOKなのね、この世界は・・。
という訳で、今日はアリが顕微鏡を覗いて「アリ?」と首をかしげてしまうような、ミクロ中のミクロ「ナノ」について書きました(^^)
風邪気味で少しビタミンCが不足気味なので、Cについて書きました。Cって炭素?
これ読んだら風邪は治りますよ。いや癌も治るかも~。「ピリピリピリ~♪」(指導!)
ナンダナンダ(??)そうか!?治るというのはいけないんだ!薬事法違反なのだ・・。
~環境とナノテクノロジーのプロデュース~
シティマネージメントプロデューサー 加藤 けい光(こ)
嘗てエジソンが電球の発明をした際に使用された材料が「日本の竹炭」でした。炭は英語でカーボンと呼ばれ、20世紀の経済産業を支えてきた重要な原料の一つでした。しかし未だにそれの持つ不思議な力は総ては解明されておらず、近年になって様々な分野でこの元素記号「C」炭素の未知数の力と、現象が注目されつつあります。
ナノカーボン
炭素原子が球状または筒状に繋がり、その直径がナノサイズのものを総称して「ナノカーボン」と呼びます。フラーレンとカーボン・ナノチューブがその代表です。フラーレンは、60個以上の炭素原子がカゴ状に繋がった直径約一ナノメートルのサッカーボール状の粒子です。グラファイト(黒鉛)、ダイヤモンドに次ぐ第三の炭素とも呼ばれてます。1996年に発見され、クロトー博士(サセックス大学教授)、スモーリ博士(ライス大学教授)、カール博士(ライス大学教授)三名がノーベル化学賞を受賞しました。カーボン・ナノチューブは、炭素原子6個のベンゼン環で構成されるグラファイトシートがらせん状に丸まり、円筒状に成長した炭素結晶です。1991年にNECの飯島澄男主席研究員が発見しました。今年7月にも信州大学で、二重らせんのナノチューブが発見される等、新しい展開に余念がありません。
半導体チップ・コンピューター・ディスプレー等のIT、エレクトロニクス分野、癌治療薬・医薬品、造影剤等の生活科学分野、塗料・添加剤・表面材料・高強度材料・超耐熱材料の素材分野、燃料電池等のエネルギー分野など、ナノテクノロジーの応用範囲は非常に広範です。
基礎素材としてのナノカーボンは、現代産業総ての分野に応用が期待されており「フラーレン」は、超音波等を利用した抗がん剤・抗エイズ剤等の医薬品、皮膚の老化防止に効果がある化粧品、長寿命リチウムイオン電池、ガス貯蔵や燃料電池の電解質膜、高温超伝導材料、磁気記録材料、潤滑剤、化学品製造用触媒への応用が大変期待されており、カーボン・ナノチューブも鉄より高い強度を備えており、電子放出能力を利用した光源、次世代薄型ディスプレーとして期待されるフィールド・エミッション・ディスプレー(FED)、電気自動車用燃料電池の水素貯蔵材料、電極、導電性を応用した導電性塗料、導電性樹脂など幅広い用途が期待されています。
環境浄化プロジェクト
現在日本中の焼却灰による土壌汚染を浄化するために、新しい手法としてナノカーボン液による土地改良が盛んに行われております。ダイオキシン・カドミウム・シアン化合物・ヒ素・有機リン化合物がその代表的な問題物質ですが、ナノカーボンの添加により環境基準に合う良質の土地に中和転換し、利用可能な土地として再起させているのです。私のプロジェクトの一つとして、農地に関しては「天然塩」による還元手法を取っておりましたが、有害物質にはこのナノカーボンの威力が極めて有効と判断しております。
ごみ処理施設問題の解決策として
どの自治体でも清掃センターからでた焼却灰とRDFの後処理に頭を抱えております。燃やすという手法においては、必ずやダイオキシン・二酸化炭素は排出される訳で、地球環境を脅かす「温暖化現象」の素因であるところの二酸化炭素の排出は、焼却炉(溶融炉)からのものが、全廃棄物設備中最も多い排出係数です。二酸化炭素の排出権はお金を出してどこも買っており、1トンあたり1000~5000円で取引されております。かなりの金額を二酸化炭素を出す為に払っているのは、罰金のようなものであり、いつまでたっても環境意識の改善には繋がりません。
そこで最近特に注目されてきたのが「ナノカーボン」の製造システムで、緑豊かなフィンランドの自然環境保護理念として全土で取り組んでいる「ごみは燃やさない」手法です。つい先ごろ、中国でも木の伐採による砂漠化の諸問題で、木炭・竹炭の輸出が禁止となりました。それを受け、各先端科学の業界では、次世代産業への素材供給ルートとして、ごみ処理完全リサイクル型のナノカーボン製造システムに着目し始めた訳です。
このシステムはプラスティック・タイヤ・電化製品・生ごみ、その他廃棄物と思われていたもの総てを無公害で再資源化処理するものです。電熱処理のために、金属類がそのまま再利用でき、金・銀等の貴金属もリサイクルできます。使用する窒素も空気中からの供給で、極めて安価な処理代で済みます。現在ナノカーボン素材は世界中のあらゆる企業から引き合いがあり、巨額の営業収支が見込まれている新規産業でもあります。
廃プラ等の埋め立てに限界の生じてきた日本では、「燃やさない処理」と「ナノカーボン」製造の一石二鳥産業に着目しているのはもちろんです。現在、日本各地で試験的に導入され、沖縄など先駆自治体により採用されているこの期待すべきごみ処理施設は、今後多くの自治体の第三セクターによる運営で安定した収入源となり、自律した自治体の活性化の一役を担うこととなるやもしれません。
週刊埼玉新聞 2004年9月号掲載 一部カット
プロデューサーという仕事
プロデューサーという仕事
シティマネージメントプロデューサー 加藤 けい光(こ)
プロデューサーとしての仕事を請け負う上で、一貫して自分が貫いている基本的な姿勢がある。それは「意識啓発」を目的とすることである。この私への20年間の仕事は、政府からの政策関連事業・自治体の政策推進事業・NHKの番組制作等など多種多様な分野や依頼人からであるが、具体的に紐解いてみれば、皆さんが「あ、それ知っている。」というものが多いと思う。例えば、「おはなしのくに」「理科小学一年生なんなんなあに」等NHKが教育番組開局30周年記念企画として立ち上げた番組改正時は多くの番組制作に参加した。政府関連では「遷都」をテーマに群馬県に日本で八番目の航空会社を設立しその運営にも関わり(当時海上自衛隊から優秀なパイロットを多数民間に引き抜き大問題になったこともあるが)、自治体では過疎化対策・観光政策の一環として「道の駅」第一号を千葉県内に設置する仕事もした。近年では埼玉県主催「スーパーカウントダウン・イマジン~新世紀への祈り」(埼玉県主催)の総合プロデューサーとして、世界的に有名なオノ・ヨーコ氏協力の基に開催。ジョン・レノンの目指した世界と人類の普遍性をテーマに全国の自治体初の祈りのイベントをプロデュース。時代の激流に翻弄される政治家の立場でなく、静かで瞑想的な「感性と高い意識を持つ人づくり」を根本としてまちづくりを行ってきた。「改革」という言葉が目立ってきているが、私の手法としては「意識改革」という人の生きる姿勢・方法論・人生観の追及等哲学的なものに拠っているところが多い。
「小室哲哉プロデュース」と、音楽関連の事業はメディアで取り上げ易いので、プロデューサー名は若者にも浸透し、また往年のプレスリーやビートルズを日本に紹介した音楽評論家・湯川れい子氏の当時の力も「プロデューサー」という名前がまだ知られてなかったが、日本へ与えた影響力は想像を越えて大きかったと認識している。
このような音楽だけでなく、社会への影響力を持った事業を企画提案し、資金的援助者や賛同者を募りながら実践展開していき、最後に経済的な責任と目的への到達結果を出すのがプロデューサーの役割であって、もちろん商業的な「ラーメン屋プロデュース」選挙の為の「選挙プロデュース」等様々なプロデュースが存在する。
私はというと、仕事の依頼内容によって肩書きが異なるが、最近では「シティマネージメントプロデューサー」という名称を採用していてこれがまた自分でも気に入っている。「まちづくりは人づくり」と考えている自分が、今までにない特別な魔法のような手法で「まちづくり」の一環を担う企画を起案するのである。プロデューサー業は結構孤独な作業が多いのであるが、「まちづくり」というテーマで企画を実現しようとすれば、自ずから市民一人一人への呼びかけが生じてくるので、孤独という感じはしない。それよりも旗振りの発端は自分であるが、同じような意識や考えを持って行動している人達にめぐり合い、共通性を見出してコラボレーションしていく楽しさは、仕事の枠を越えて目的達成の為の「使命感」の方が強くなってくる。ボランティアとして協力してくれる賛同者が増えるにしたがって、事業の持っている内容の深さや大きさにある種の感動さえ覚える。人が欲するもの、私の場合は物ではないが、例えば「幸福感」等は、追求すればするほど多様性を増し、具体性や方法論が明確になればなるほど関わる人々のパワーが増大してくる。中でも継続性を持つものは、NPOとして事業全体が自立して一人歩きしている。どんどんとそのような、世の中に必要性を持って成り立っていくプロデュース事業はプロデューサー冥利に尽きる。
2003年10月26日発行の新聞コラムより抜粋 掲載 週間埼玉社
シティマネージメントプロデューサー 加藤 けい光(こ)
プロデューサーとしての仕事を請け負う上で、一貫して自分が貫いている基本的な姿勢がある。それは「意識啓発」を目的とすることである。この私への20年間の仕事は、政府からの政策関連事業・自治体の政策推進事業・NHKの番組制作等など多種多様な分野や依頼人からであるが、具体的に紐解いてみれば、皆さんが「あ、それ知っている。」というものが多いと思う。例えば、「おはなしのくに」「理科小学一年生なんなんなあに」等NHKが教育番組開局30周年記念企画として立ち上げた番組改正時は多くの番組制作に参加した。政府関連では「遷都」をテーマに群馬県に日本で八番目の航空会社を設立しその運営にも関わり(当時海上自衛隊から優秀なパイロットを多数民間に引き抜き大問題になったこともあるが)、自治体では過疎化対策・観光政策の一環として「道の駅」第一号を千葉県内に設置する仕事もした。近年では埼玉県主催「スーパーカウントダウン・イマジン~新世紀への祈り」(埼玉県主催)の総合プロデューサーとして、世界的に有名なオノ・ヨーコ氏協力の基に開催。ジョン・レノンの目指した世界と人類の普遍性をテーマに全国の自治体初の祈りのイベントをプロデュース。時代の激流に翻弄される政治家の立場でなく、静かで瞑想的な「感性と高い意識を持つ人づくり」を根本としてまちづくりを行ってきた。「改革」という言葉が目立ってきているが、私の手法としては「意識改革」という人の生きる姿勢・方法論・人生観の追及等哲学的なものに拠っているところが多い。
「小室哲哉プロデュース」と、音楽関連の事業はメディアで取り上げ易いので、プロデューサー名は若者にも浸透し、また往年のプレスリーやビートルズを日本に紹介した音楽評論家・湯川れい子氏の当時の力も「プロデューサー」という名前がまだ知られてなかったが、日本へ与えた影響力は想像を越えて大きかったと認識している。
このような音楽だけでなく、社会への影響力を持った事業を企画提案し、資金的援助者や賛同者を募りながら実践展開していき、最後に経済的な責任と目的への到達結果を出すのがプロデューサーの役割であって、もちろん商業的な「ラーメン屋プロデュース」選挙の為の「選挙プロデュース」等様々なプロデュースが存在する。
私はというと、仕事の依頼内容によって肩書きが異なるが、最近では「シティマネージメントプロデューサー」という名称を採用していてこれがまた自分でも気に入っている。「まちづくりは人づくり」と考えている自分が、今までにない特別な魔法のような手法で「まちづくり」の一環を担う企画を起案するのである。プロデューサー業は結構孤独な作業が多いのであるが、「まちづくり」というテーマで企画を実現しようとすれば、自ずから市民一人一人への呼びかけが生じてくるので、孤独という感じはしない。それよりも旗振りの発端は自分であるが、同じような意識や考えを持って行動している人達にめぐり合い、共通性を見出してコラボレーションしていく楽しさは、仕事の枠を越えて目的達成の為の「使命感」の方が強くなってくる。ボランティアとして協力してくれる賛同者が増えるにしたがって、事業の持っている内容の深さや大きさにある種の感動さえ覚える。人が欲するもの、私の場合は物ではないが、例えば「幸福感」等は、追求すればするほど多様性を増し、具体性や方法論が明確になればなるほど関わる人々のパワーが増大してくる。中でも継続性を持つものは、NPOとして事業全体が自立して一人歩きしている。どんどんとそのような、世の中に必要性を持って成り立っていくプロデュース事業はプロデューサー冥利に尽きる。
2003年10月26日発行の新聞コラムより抜粋 掲載 週間埼玉社
