みなさんこんばんは~
毎年この時期思うのだが、ホント1年が経つのが早い・・・
トシなんでしょうかね~( ̄_ ̄ i)
さて、恒例のおさらいから。
Q つぎのプレーのうち、打者または打者走者が アウトとなるプレーを 全て あげなさい。
① 打者Aが打つ瞬間、ホームベースの一部につま先が触れた。ただし、かかと部分はバッターボックス内にあった。また打球はファールゾーンへ転がった。
② 同点の7回裏2死2塁。1ボール2ストライクからの投球はホームベース上でワンバウンドしたが、打者Bは空振りをした。捕手はこれを落球せずに捕球した。 捕球したボールはそのまま投手に返球。投手はプレート板上にボールを置いた。2塁走者は3塁を回り本塁へ達し、打者Bは1塁に達した。
③ 打者Cの打球はショートゴロ。懸命に走ったCは1塁(オレンジベース)を踏み駆けぬけた。 遊撃手からの送球を一塁手が後逸したので、Cは2塁を伺ったが、捕手がカバーに回っていたので、自重した。 そのまま1塁に帰塁しようとしたところ、帰塁前に捕手がCにタッチした。 Cはオレンジベース触塁後は終始ファールゾーンにいた。
④ 無死1塁。打者Dの打球は平凡なショートゴロ。併殺を狙い、遊撃手は二塁手に送球。二塁手から一塁手へ送球する際、アウトとなった1塁走者が、突然両手を大きく上げ二塁手の一塁手への送球を妨害した。1塁走者の妨害がなければ、打者Dはアウトとなる可能性があったと認められる。
という問題でしたね。
あ、そうそう。原文は
青色 でしたが、グレイス10番男さんより「見にくい!」とクレームを
受けましたので、水色 に表示を変えました。
実は作成画面では青色の方が見やすいんですけどね。。。
え~脱線しました。
正解は ①・ ③・④ 打者または打者走者がアウトとなるプレーです。
① バッターボックスに 足が一部でも残っていれば、ラインをはみ出して打っても構わない。
但し、 ホームベース触れて打った場合はアウト となる 。
7-6項 打者がアウトになる場合
5.打者が片足でも完全に打者席の外に踏み出したり、本塁に触れたりして打ったとき。
<効果> 5
(1) ボールデッド。
(2) 打者走者アウト。
(3) 他の走者は投球時に占めていた塁に戻らなければならない。
② 投球が ワンバウンド していて、1塁に走者はいないが 二死 なので、 第3ストライクルール
(いわゆる振り逃げ)が適用されるので、インプレー。 このケースではサヨナラゲームですね。
ちなみに「振り逃げ」という言葉から、空振り三振の時のみと勘違いされていることが多いですが、
見逃し三振の場合(振らず逃げ??)でも第3ストライクルールは適用されます。
③ 1塁を駆け抜けた後、続いて2塁に進塁しようとしたときは、アピールプレーの対象 となり、
帰塁前にタッチされるとアウト となる。よく「ファールグラウンドにいればアウトにならない」という
都市伝説(?)を耳にしますが、まったくのデマです。あくまでも「進塁の意思」が基準ですので、
気を付けましょう。
1-2項 アピールプレイ
(4) 打者走者が一塁通過後に二塁へ向かおうとしたとき。
8-6項 走者がアウトになる場合
23.打者走者が一塁を走り越したのち、続いて二塁に進塁しようとしたとき。
(2) ボールインプレイ中のアピールの仕方。
3)一塁を通過したのち、二塁に向かおうとしたとき。
球を保持して、塁を離れている走者に触球する。
競技者必携
一塁を走り越した打者走者が、フェア地域か、ファウル地域かにかかわらず、二塁に向かって進塁を企てた場合は、アピールプレイの対象となり、タッチされればアウトになる。
④ アウトになった走者が守備妨害をした場合は、本塁に一番近い走者がアウト となります。
つまり、このケースでは1塁走者がアウトになった段階で、他に走者はいませんので、
本塁に一番近い打者走者がアウト となります。仮に設問が無死1・3塁だった場合には、
3塁走者がアウトとなり、二死1塁から再開となります。もちろん守備妨害がホームイン
より後であっても、ホームインは認められません。
ルール8-6項 走者がアウトになる場合
12.アウトになった打者・打者走者・走者または得点をした直後の走者が、他に走者がいるときに守備側のプレイを妨害したとき。
<効果>12
(1)ボールデッド。
(2)本塁に最も近い走者がアウトになる。
(注)アウトになった走者が、走り続けて送球を誘うのも妨害行為の一種である。
いかがでしたか?
今回は残念ながら正解者なしでした・・・
皆さん次回はがんばってくださいね~