講師が語る「色」。
今年も上級クラスに進級出来た人たちがいます。うちに来る大抵の子はこだわりが強めで、言葉に出来ない表現の世界を各自持っている子達ですが・・・。それを独りの世界に閉じ込めず、みんなで話し合いながら自分の感覚を磨いて行く。それを目的にすることで、色んな分野でみんなか ら「いいなぁ~」とか「すごいなぁ~」とか言われるように頑張るようになります。今年もほんとに忙しくて大変でしたが、最初は右も左も分からなかった子達がだんだん分かって来るとそれぞれの表現が前に出て、とてもステキな世界が見られます。それを発見するだけでも、先生達にはやりがいのある仕事です。私は色の講師ですが、色っていうのはその人の感覚が一番強く出る世界。自分の感覚の世界とおともだちの感覚の世界のちがいを知ったり、ときに本気で語り合うことは、多くの職人さんを育てて来た下町の、現代では特に必要なこと。ようするに、よその子の価値観を知ることで、自分の中にあった(けどすっかり眠っていた新しい)価値観を知ることも出来る。好きなことだから、本気で取り組んでいいんです。その本気を、からかう子は1人もいません。みんな、同じように学び合う、仲間なのですから。(りょん)