ビジネスは人助けであるらしい。
そしてそれがなんとも理解できねばビジネスも上手くいかないのだそうだ。
私的にはビジネスというのはギブアンドテイク
つまり、ある人が技能や商品を渡して、それに対して謝礼を支払うというのがビジネスだ。
社会の中で一人で生きていける訳ではない。だから仕事を通じてお互いを助けることで生きていける。つまり、仕事は人助けである。
という論法で正論者のみなさんは語っている。
さて、これは人助けというのだろうか?
仕事をする以上、確かに報酬以上の仕事はすべきだと思うが、だからといって無償でしたらビジネスではないだろう。
それはつまりボランティアという。
ほぅ。つまりビジネスとはボランティアなのか。
そういうことで人助けの定義とやらを調べてみた。
「困っている人を救うこと。また、そのような行い。」
うむ。決して無償でとは書いていない。
要は人助けの定義としては「困っている人間を助ければなんでもいい」ということか。
それに対するプロセスというのは無視して最終的にその問題を解決するという意味を持っている言葉が「人助け」だと定義すれば、案外なんとか理解できなくもない。
「お互いを助け合って生きていく。」
それは別に正しいのだろうけれど、それは既にある程度裕福な人間の偽善の一つなんだと思う。
神田晶典さんもいっていたけれど、最初は負の力が重要だと言う。
成功者の言葉は決して間違っているわけではないが、それを率直に行なって成功できるわけではない。
成功のシステムを理解するまでは、ある程度斜めに構えて成功者の言葉を見る必要があるのではないだろうか。
今回の内容も、そのひとつだと考えられる。