現在の円安についての簡単な考察
簡単に4つの勢力に切り分ける。
1,輸入
2,輸出(材料は輸入)
3,内需(材料は輸入)
4,内需(材料も国内生産)
1, 輸入
今までより仕入れ費用が減るわけだから当然円安は不利
2, 輸出
材料輸入の際に仕入れは高くつくが、輸出先が需要旺盛であれば価格転嫁が可能。売上を円に戻す際に付加価値にも円安効果が掛かるため利益が膨らむ。(円安有利)
3,内需(材料は輸入)
材料輸入の際に仕入れは高くつくが、国内が需要旺盛であれば価格転嫁が可能。価格転嫁可能であれば特に(円安は有利でも不利でもない)
がしかし! 日本という自民党による自殺国家では、緊縮財政で国内需要は死に絶えつつあり価格転嫁できない状態が固定化されているため円安不利となる。利益云々以前に物が売れにくい
高橋なんとかという人が執拗に円安は日本の国益だと言っているが世界の常識でものを喋っており、日本が自殺真っ最中の異常国家であることを考慮していない。
4,内需(材料も国内生産)
輸送に使う原油さえ輸入しているのだから[材料も国内生産]なんていう企業は殆ど無いと思われる。
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「将来の産業構成比率の変化についての考察」
(複雑でかつ将来の予測であり当てにはならない)
輸出が優位なのは明確だから将来において輸出が増えるかどうかもキーポイントとなる。しかし、緊縮財政で国内需要は瀕死のため国内における新規製造自体がし難い状況にある。(新規製造するなら国内と輸出両方の販路を確保したい。輸出主体を目的とする製造のハードルは高いのではないか)
そして、大企業はすでに現地生産を拡大しており、日本での生産を増やすかどうかはよくわかりません。輸送費と人件費の安さ+円安効果の綱引きとなる。
非現地生産輸出勢が輸出量を増やす(単に製造稼働率を増やす)というのは可能性としてはある。
「まとめ」
日本では3の内需勢力が主体であり、円安が内需にとって中立であれば良いが、今の緊縮政権では円安は内需勢力にとって不利にしかならない。将来的にも緊縮政権である限り、輸出が増えにくい状況だと思われる
円高だろうが円安だろうが、緊縮で自殺中なんだから経済をまともにしたければ政治家をどうにかしないとどうにもならない。円安円高の議論を執拗に何度も取り上げる政府御用達のコメンテーターは国民の目を本質から逸らさせたいだけだろう。