いつも見ていただき、ありがとうございます。
今回は、キャブレターの同調を取ってみました。
・・・あれ?この間取ったばかりでは・・・?
その通りです。
しかしながら、なんかアイドリングの感じが嫌なんです。
回転数も安定しているのですが、なんかガチャガチャした感じがするんです。
エンジンの感じが騒々しいというか、なんか信号待ちでも「なんか荒れた感じがするなあ・・・」と。
パイロットスクリューをいじってみたのですが、この感じは変わりませんでした。
(大体こういうときは気のせいなのですが)
いつもは安物のバキュームゲージを使っているのですが、今回はネット上で時々見る同調の取り方にチャレンジしてみます。
使うのはこれ↓
2mmのアルミ棒。
ホームセンターに売ってるやつを同じ長さに切りそろえました。
この棒を
こんな感じでバタフライバルブにはさみます。
その後、キャブレターを傾けます。
それから徐々にバタフライバルブを開いていくと、あるところでアルミ棒が落ちます。
4気筒同時に落ちたら、バタフライバルブの開き具合が揃っている=同調が取れている、という寸法です。
ですが!
この時点でもう遊んでいるアルミ棒があるという・・・
ちなみに、この方法、CVキャブでやるのは意外と面倒です。
CVキャブではバタフライバルブのすぐ奥に小さい段差があるため、バタフライバルブの下側(フロート側)でこれをやると、その段差にアルミ棒がひっかかり、動きが不安定になります。また、挟み込む際に4本のアルミ棒がフラフラして結構イラっときます。
そこで、僕は
キャブを寝かし、バタフライバルブの上側で2気筒ずつ調整しました。
1と2、3と4、その後に2と3を合わせて、最終チェックに4気筒分確認して終了しました。
また、今後「この方法で同調を取ってみよう!」という方へ。
棒はアルミより硬いものが良いかもしれません。
1度バタフライバルブに挟むと、アルミ棒に結構深い傷ができます。つまり、厳密に言うと本当に同じ開度になっているか怪しい上に、何回もやっていると傷だらけになってさらに同調の精度が怪しくなっていきます。なので、「もう少し硬い金属の方が良いかも」と思いました。
そして、棒はもっと細いものが良いです。2mmは太すぎて、アイドルスクリューで操作する範囲では棒が落ちません。手でスロットル操作をすると微妙な加減がし辛いです。
サラっと乗った感じでは「これでいいんじゃない?」という印象なのですが、もう少し乗ってみて今回の感想をあげたいと思います。
*後日記
調子は問題なかったのですが、気になったので結局バキュームゲージで同調を取り直しました。
やはりエンジンのコンディションに合わせてキャブを調整する方が健全だろうというのが今の僕の考えです。
その後、破れていたインシュレーターを交換しました。
本当は4気筒分用意したのですが、面倒になったので破れていたものだけ交換しました。
さらに、チェーンスライダーの交換。
ステッププレートを外してみると・・・
・・・ぼろぼろ。
いつもなら、僕が持っている2つのスキル、「後回し」か「見てないふり」を発動するところなのですが、今回は珍しく掃除しました。
そして、ステッププレートの裏側を見ると・・・
・・・こちらは見てないふりで。







