あの震災からちょうど1プロ野球ドリームナイン 仲間募集年半が過ぎようとしています。
着実に復興に向かうどころか、次から次へと問題解決は先送りされるばかりですね。
石川こども文庫連絡会9月例会東日本大震災311を見つめる。
4文庫から代表者が1名ずつプレゼンターとなりすすめる約100分の学習会。
第一部忘れないでは、あの地震が、津波が、東日本に何をどれだけもたらしたのか、それらを忘れないでいるための本が各プレゼンターより1冊ずつ、第二部知るでは、人には支配することのできない自然の驚異ではなく、人がきちんとコントロールしなければならない脅威である原子力発電放射能について、とにかくよく知るための本が各2冊ずつ紹介され、それぞれのプレゼンターの思いとともに、私たちひとりひとりが、過去現在未来につながる現実に目を向け、深く知り、よく考え、そして決断していくための動機づけを改めて得ることのできる有意義な学びの時間になりました。
夏休み前、7月の4年生のおはなし会。
毎年この時期のおはなし会での課題は戦争について。
今年は4年1組を担当し、8月6日のこと中川ひろたか文、長谷川義文絵を読み、絵で読む広島の原爆那須正幹文、西村繁男絵、いしぶみ広島二中一年生全滅の記録広島テレビ放送編、子どもたちに伝えたい原発が許されない理由小出裕章著を、ぜひ手にとって、家族みんなで読んでみてねと紹介しました。
さて、いったい何人の児童とその家族が実際に手にとって読んでくれたでしょう私は広島県に生まれ、広島県で育ちました。
広島市からはずいぶん離れており、家族親戚に被爆した人はいません。
それでも広島県では原爆記念日が近づくと、かならず夕方の報道番組で一週間ほど連続で原爆関連の特集が組まれますし、小学校の遠足では平和記念公園へ行き、原爆資料館やドームを見学し、中学校の修学旅行先は長崎で、そこでも平和記念公園原爆資料館を見学します。
ですので、戦争、原爆、核保有、そして今回の原発事故についても、もしかしたら、より身近でセンシティブな反応ができるかもしれません。
当然、そういった経験などなくとも、見聞きし、感じ、考え、行動のできる人もいるということはわかっています。
が、実際、おはなし会で広島へ行ったことある人と質問したところ、子どもたちの誰一人としてYESの手は上がりませんでした。
じゃあ、東京ディズニーランドに行ったことある人との質問には、ほぼ全員が嬉しそうに手を挙げていましたが。
つまり、これは、もちろん、子どもたちの責任ではありませんね。
その歴史を忘れないように、そしてきちんと知るということの大切さを伝えていかなければならないはずの、大人たちの怠慢ですね。
我が家では夏休みは毎年7月後半から8月のお盆前まで、ちょうどその時期に、広島に帰省することにしています。
息子を原爆資料館に連れて行ったことはありませんが、来年は彼も4年生。
そろそろかな。
ちなみに、私が遠足で平和公園に行ったのは5年生の時。
とてもとても怖かったです。
そして、とても嫌だと思いました。
この怖い嫌だという気持ちはとても大切そしてその気持ちをきちんと理解してもらえるように、相手を説得できるくらいに、伝える力を持つということもとても大切です。
その力を子どもたちの中に育てるために、もちろん自身の力も高めるために、読書活動、図書活動を続けていけたらなと、高らかに宣言したいところではありますが、目前にはまたまたたくさんの課題図書の山読書の秋、少しずつ丁寧に山をくずしていかなくては私もまだまだ知らないことばかりなのです。
