僕はいま、入荷治療中です
還暦を一つ超え
還暦で亡くなった 僕の偉大な父に
何とか歳だけは追い付たことが出来たと思っていたらこの有様です
で
暇な時間に色々と考えてみると
この過ごしてきた時間は間違いなく僕の人生のはずなのに
何ひとつ自分で決められていないのが僕の人生だと思うのです
それは他に人も同じ
だって
まずは生まれて来る日に 血液型などは
神様というか自然的な導き
家庭環境に苗字と名前は
両親というか家族の願いや希望?!
次に高校大学とか 生きていく上での仕事は
いくらこちらが切望しても相手が断れば 話しはそこで終わり
結婚相手に 娘や息子は
これまたこちらが心からこんな人でいて欲しいと思っても その思い通りの人のはずがないしそれが当たり前
続いては病気と老いですが
もうこればかりはいけません
突然ある日襲って来る病気と
じわじわと確実に迫って来る老い
最後は如何ともしがたい 死
これは人として生まれたからには逃れようがありません
それは自然の摂理として受け入れるしかないとして
せめて自分は何歳で死にたいかを決めさせてほしい
それがダメなら何歳で死ぬのかを教えてもらいたいものです
でもそれも分からない わからないからジタバタしてしまう
まったく 自分の何ひとつ自分では決められない
いやはや不思議なものです
最後に
自分の顔って自分自身じや直に見ることが出来ない
見るときは鏡など物を通してしか見れていないのです
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