テレビで障害をもって産まれ、手足のない子の番組をみた。
私は、あまりそういう障害者とか、闘病とかのドキュメントは見ないようにしている。そういう人たちに注目が集まるのはいいことだけど、それを見て同情をするのは違うと思うからだ。同情するだけでその人たちは幸せにはならないし、きっと、同情をしてほしいとも思ってないと思う。少しひねくれた見方をすれば、そういう番組をすれば視聴率が取れる…と思っているんじゃないか?とさえ思ってしまう。(もちろん、製作者は伝えようとして番組をしているのだろうけど)
そういう風に思ってしまう自分が嫌だからみない。
私は今、大学院留学を目指している。アメリカで神経科学の研究者になりたいと思っているからだ。私は、同情するよりも、そういう人たちを救う為に行動を起したい。そう思っている。
「かわいそうだね…。」じゃ何も変えられない。
でも、母親が見てたから、最後に少しだけ、はんにゃが登場するあたりだけみた。
手足がなく、人から見れば決して幸せじゃない人生を送ってきているはずのその子の笑顔には一点の曇りもなかった。まさに、太陽のような明るい笑顔だった。
それが、とても印象的だった。
きっと、素敵なパートナーを見つけ、幸せな一生を送るだろう。だって、あの数分であの子に魅かれる人間がここにいるんだから。