close to the edge -42ページ目

close to the edge

音楽の話が出来る人が周りにいないので、ここで独り言でも・・・






Dagmar Krause : vo
Peter Blegvad : g,cho
Anthony Moore : key,g,cho


この会場、Brian Auger以来で10年振りだった。
相変わらず柱が邪魔、そしておそらくO-East―HR/HM(?)
のPERIPHERY―からの音漏れが酷い。
やっぱりここ嫌い。

SLAPP HAPPYは19年振りの来日。
その前回公演の後にはまっただけに観るのは楽しみだった。

ただ正直なところ、ライブ・バンドだとは思えなかったので、
「生で観ることが出来れば良い」 ぐらいの心持ち。

で、実際のところは、休憩15分を挟みつつ2時間超、
「飄々」 なんて言葉が相応しく、「熱演」 と言うには少しニュ
アンスが違う、でも演者の 「想い」 はしっかり伝わって来る
良いライブだった。

ただ、、、
SLAPP HAPPYというバンドの、どこか ‘歪’ で ‘妖しい’
雰囲気に惹かれた自分としては、正直違和感を覚えたの
も確か。

ギターとキーボードにボーカル、というシンプル極まりない
編成では、‘歪’ で ‘妖しい’ 雰囲気にそもそもなる訳も
なく、ある曲ではブルースハープまで演っては尚更ね。

そしてDagmarさんの歌、

アルバム発表時より歌手としての技量・技巧は遥かに上が
っているのは確かなのだが、寧ろ当時の儚げで、無垢で、
言ってみれば不安定ささえ感じられる歌声であったればこそ、
SLAPP HAPPYとして独自の世界観を醸し出せていたのでは。

例えば 『Casablanca moon』、
歪で妖しくて退廃的なこの曲、かなり大人な歌だと思う。
でも発表当時にDagmarさんはまだ24歳。
なんか大人な曲を背伸びして歌っている様な。

でも人生経験をたっぷり重ねて来たであろう今のDagmarさん
が歌うとあまりにもはまり過ぎて、却ってごく普通の曲に聴こ
えてしまったんじゃないかと。

だから確かにSLAPP HAPPYを観ているのにSLAPP HAPPY
とは思えなくなってきたり、、、想いはなかなか複雑…