ホテルをチェックアウトしたのが10時すぎ。
気づけば、すでに時刻は正午。
実に2時間も「別府路地裏探訪」をしてしまったようです。
まだまだ、気になるエリアはあったのですが、
いいかげん切り上げてJR別府駅へ向かいます。
駅前の「手湯」。
混浴(笑)です。
駅構内の観光案内所で亀の井バスの
「別府市内1日フリー乗車券」(900円)を購入し、
目指すは「別府健康保養ランド」。
「保養ランド」って聞くと、おそろいのムームーやアロハを
強制的に着せられる、一頃流行った「健康ランド」を
思い浮かべてしまうのですが、「別府健康保養ランド」は
そんな健康ランドブームよりももっともっと前から
この地に存在していたんだろうなって思わせる
良く言えば歴史のある、表現を変えるとちょっぴり古びた施設です。
「別府健康保養ランド」 紺屋地獄
小学生の頃、子ども会の行事で行った
「なんとかセンター」とかそんな雰囲気です。
「水虫治療室」もあります。
一体、どんな治療をするのかしらん??
館内に足を踏み入れると、そこは、昭和40年代の健康ランド。
広めの玄関には「緑色のナイロンスリッパ」がたくさんおかれてます。
「水虫治療室」の看板を見た後なので、ちょっと抵抗感・・・。
でも、玄関から「温泉=紺屋地獄」までは、長い渡り廊下を歩くので、
抵抗感があっても必ずスリッパは履きましょう。
玄関右手に受付があり、おばちゃんに入浴料1050円を
払うと入浴券がもらえます。
これを握り締めていよいよ「紺屋地獄」に突入~~
レトロチックな階段を降り長い渡り廊下の突き当たりに
畳敷きの大広間の休憩室があります。
休憩室の入口そばのコインロッカー(100円)に
まずは貴重品を預けましょう。
休憩室の奥に地獄の番人じゃなくて、売店のおじちゃんが
いるのでそこで最初の受付でもらった入浴券を渡します。
そして、すぐ横のドアがいよいよ地獄への入口です。
尚、地獄の入口から先は一切撮影禁止です。
まずは「コロイド湯」という乳白色をしたお湯につかります。
ここで体をあっためて、他のお風呂に入るのが流儀だそうです。
体をあっためた後は、受付のおばちゃんから
「花粉症にいいよ」とすすめられた「むし湯」へ。
手作り感の漂う木戸をあけるとものすごい蒸気と熱気。
今っぽい言葉で言うところの「スチームサウナ」です。
でも、今まで体験したどんなスチームサウナより
蒸気の具合がパワフルかつなんだか繊細です。
まるで全身を「吸入器」にかけたような感じで蒸気が
肌から体にどんどんしみこんできます。
でも不思議と息苦しさはなく、癖になりそう。
確かにこの蒸気のパワーで花粉なんて吹っ飛びそうです。
さて、全身吸入を終え、いよいよ「泥湯」です。
「泥湯」は内湯と露天があり、露天は混浴です。
まずは内湯で泥湯初体験!
お湯の色は灰色と石膏色まぜたようなちょっと不思議な色。
そして入ってみるとさすが「泥湯」。
お湯が体にまとってくるって感じで保温効果高そう。
底をすくってみるとしっとりむにゅツルっとした不思議な手触り。
エステの泥パックの少し粘りのある粘土系とは異質です。
この不思議な感触の泥にズブズブ体が沈んでしまうのを
防ぐため湯船を横切るように木の捕まり棒があり、
なんだか染工房とか紙漉き工房とかそんな雰囲気です。
さて、内湯で体を慣らした後、木の囲いのある水路状の
泥湯の中をすすみ、露天に出ます。
前述の通り、ここは「混浴」。
人生初体験の混浴です。
抵抗のある女性も多いと思いますが、肩まで浸かった状態で
露天に進んでいけるので、うっかり立ち上がらない限り
見られる心配はありませんのでご安心を。
逆に男性にはこういった配慮がされてないため
露天に入るためにまるで花道のような通路を真っ裸で
進む必要があるので、要注意です。
保温効果が高いのか、5分ほどでのぼせそうな
気配になってきたので、泥湯を後にしました。
お風呂上りには大広間の休憩室でコーヒー牛乳を
飲んで、〆ました。
なんだか面白い体験をした。そんな感想です。
露天風呂からこの橋が目の前に広がりなかなかの眺めでした。
次は、この橋の下をくぐって、明礬温泉へ地獄蒸しプリンを
食べに行きます。
「別府温泉保養ランド 紺屋地獄」
別府市明礬
電話 0977(66)2221
FAX 0977(66)2224
別府駅からバスで30分弱 バス停「紺屋地獄」徒歩すぐ。