このblogは中学受験を応援する団員が中学受験に関するモロモロを勝手に綴っているものです。すでに保育園利用が広がり、保育園・小学校・公立中学と、15年も続く狭いコミュニティで生活することに息苦しさを感じるなら、

中学受験もありだよね、

といった話題をまとめました。

社会が大きく変化しているのに、教育制度は戦後から大きく変わっていません。そういった変化の1つにシングルマザー(あるいはファザー)の問題があり、ある特定の伝統的な女子校や大学付属、カトリック校では、

シングルマザーの家庭は
中学受験は不利になるのでは?


といった都市伝説があります。今回はそれについて簡単にまとめます。シングルマザーと言っても、多様な理由がありますから、ひとくくりにまとめることはできないのですが、おおむね、私立中学受験において不利益を被ることはない、という点を強調しておきます。

今回は、よく言われる、特定の大学付属、さらに、ミッション系、特にカトリック校における状況に関し、団員が経験した範囲でまとめていきます。

まず大前提ですが、小学受験・中学受験・高校受験・大学受験、さらには就職試験?とある中で、最も公平かつ平等なのは“私立”中学受験です。まず、

きわめて不平等な内申システム

を気にする必要がありません。団員が最も嫌うこの絶対評価という名のもと、各学校、各先生が自由勝手に評価する内申点がまったく合否に関連しません。基本的に私立中学受験は通知表のコピーを提出するだけです。見られるのは欠席日数だけです。

特定の大学付属には親子三代にわたって入学している、簡単に言えば、

“縁故枠”

がある学校はあります。あるいはいわゆる上級国民が優遇される学校があるとしても、それは、どの受験でも同様です。その中でのもってもクリーンな

学力一発勝負!

の受験が行われているのが私立中学の進学校の受験です。縁故で入ってもついていけず、沈むだけ…。天は人の上に人を作らず…、学びで身を立てるなら中学受験にコストをかけ、アドバンテージのある環境で大学受験に臨むのがBESTな選択です。

そして、今回の中心になるのが、いわゆる「離婚」によるシングルマザー家庭が私立中学受験において不利益を被ることはないか?という問題です。ミッション系、特にカトリック校では、いわゆる教義上「離婚」は嫌われるわけですが、「離婚」自体、都市部においては珍しい話ではありませんし、中学受験もまた都市部中心に行われます。学校側もイチイチ気にしていられない、というのが本音だと思います。

実際に、カトリック校の先生が離婚しようと再婚しようと、学校側が口出しした例を見たことはありませんし、招聘された先生が、複数回の結婚(離婚)を経験しているという例もありました。よって、

都市伝説に惑わされず、

学力を上げてください。

 

仮に合格できなかったとしたら、それは親の離婚のせいではなく、生徒の学力の問題だと冷静に考えてください。

むしろシングルマザー(あるいはファザー)の家庭においては、
・6年間の学費の問題、
が一番の問題になります。公的な補助がありますがそれでも公立中学に通うより負担が大きいことは確か。それが保障できるか。

そして、6年間、学校によっては毎日お弁当を作る必要があります。学食があるとしても定食が500円なら、ひと月のコストは1万円です。通学定期やら校外学習もあります。

お金の問題だけでなく、お弁当、そして生徒が体調不良や何かあった場合、迎えに行くことは可能なのか。自宅からある程度、距離のある学校に通うことをイメージし、それに対応できるかを考えることが大切だと思います。

ただ公立中学に進学しても似た問題は生じますし、内申をとらせるための忘れ物管理や提出物管理、高校受験塾の授業は21:30前後に終了ですから、場合によっては送迎が必要になるかもしれません。同じ地域に保護者が住んでいる以上、学校行事への保護者の参加も、ある程度足並みをそろえなくてはならない、うっとうしい

同調圧力

も生じます。私立中学にいってしまえばこういった問題は回避できます。夏期講習や補習を行う私学も増えましたから、経済的な裏付けがあるなら、シングルマザー家庭はむしろ、私立中学に行かせてしまったほうが、

あとあと、くだらない面倒がない…

とも言えます。繰り返しになりますが、私立中学受験は「両親の民事問題」より

「お子さんの学力とやる気」

が何よりの重要。ミッション校で行われる面接も、6年間の宗教教育に一定の理解を求める場合はありますが、保護者の教育方針や志望理由を聞かれることがほとんどです。

「神の御心」はそれほど狭量なではありません。

アレコレ心配は尽きないでしょうし、どの家庭も何かは抱えご苦労もあると思いますが、、中学受験がこれだけ一般化した現状において、家庭の問題はむしろ瑣末な問題ととらえて大丈夫です。合格には学力、そのためにはお子さんの精神の安定、そのためにはお母さんの笑顔が必要です。是非自信を持って、受験にのぞんでください。

 

今日も最後までありがとうございました。

 

【スマイルゼミ】タブレットで学ぶ幼児・小学生・中学生向け通信教育

 

Z会プログラミングシリーズ

 

進研ゼミ 小学講座

 

有機野菜・無添加食品の宅配ネットスーパー【らでぃっしゅぼーや】

 

【BORDER FREE cosmetics】レチノール高配合 マルチフェイシャルクリーム