ケンカ中でモヤモヤする。
嫁と出会った頃を思い出して、気持ちを改めたい。
嫁とは有名な繁華街の高級クラブで出会った。
上司に連れて行かれたクラブで、ヘルプについてくれた。かわいい子だなという印象だった。
上司が冗談で『一回食事行ってやって下さい』と嫁に言い、なんとなくLINEを交換し、その後なんとなく飯に行った。
当時私が31歳、嫁が27歳だった。
誰でも良かった。
最初は高級クラブの女の子と付き合っているというステータスが欲しいだけだった。
どうやってこの女性を落とそうか、楽しんでいた。
何度か食事に行った後に付き合う事になった。
目標は達成された。
付き合うなら夜の仕事は辞めて欲しいと言った。
嫁はすぐに辞めて、昼の看護師の仕事だけになった。
付き合う同期は不純だったけれど、長く付き合っていく間に愛情を感じていった。そのうちにお互い、結婚を意識していくようになった。
最初に結婚という言葉を出したのは嫁だった。
付き合って2年ほど経った頃(嫁29歳)だった。
30歳までに結婚したいと…
当然の思いだと思ったが、のらりくらりと交わし続けた。浮気をしている訳でもなく、心から嫁を愛していたが、結婚はしたくなかった。心のどこかで、夜の仕事をしている人を蔑んでいたのかもしれない。
更に2年(嫁31歳)が経った頃、こんなダラシない私に付き合ってくれる嫁を捨てる事は出来ないと思った。
クリスマスにプロポーズをして晴れて婚約した。
婚約指輪は彼女の選んだ160万の指輪だった。
心の中で『えっ?』とは思ったが、嫌がる素振りも見せず購入した。
結婚を意識するようになり、お互いの家族の話をするようになった。
嫁の家庭環境は
父親がバツ3で兄弟が8人いるが、面識がない。
産みの母は小学生の時離婚し、育ての母と父の家族で暮らしていた。
父親は宗教法人を立ち上げ、権利関係で裁判中。
私の家族はもちろん、友人、職場の同僚、全員が反対した。だけど翌年(嫁32歳)結婚した。
結婚適齢期の女性を長く縛ってしまったという部分や、前述した通りよく付き合ってくれたと思える部分があったからだ。確実に愛していた。
当時を思い出した。
嫌な部分は沢山あるけど、良い部分もたくさんある。
そういう部分を見ていきたいと思った。
ママ、ごめんね、大好きだよ。