僕たちは
「自分は〇〇な人です」
と自己紹介をしたり
人から
「〜さんって、〇〇な人ですね」
って言われることで
自分らしさを理解し見つけています。
温厚な人
短気な人
慎重な人
大胆な人
理論派の人
感覚派の人
感情で生きる人
理性で生きる人
直感的に生きる人
計画的に生きる人
様々なタイプの人がいます。
その中で
自分がどのタイプなのか
よくわからないって人もいると思います。
もしくは
『自分はこういうタイプで〇〇な人だ』
って思ってるものが
人に言わせると
実は全然違っている
ことがあったり
逆も然り
なんてこともあり得るわけです。
僕はここ最近
急激に自分自身が変化しているのを感じています。
それは、色々な人と出会い
経験する中で
今まで
自分が思ってた自分が
全く違うんじゃないかって
感じるようになりました。
僕が思う僕って人は
理屈っぽくて頭が硬い頑固者。
計画的に動く慎重派。
とにかく一生懸命で努力家。
ストイックで継続するのが得意。
優しくて温厚。
協調性があって社交的。
そんなタイプだと思ってました。
でもね
ここ最近
今までと同じように
計画的にコツコツやったり
ストイックに決めたことを無理してやったり
誰にも優しく接したりする
そんな自分に違和感しかない。
むしろそんな自分に
若干イラつきさえ覚えます。
それはなぜか。
それは
自分を偽ってる感じがあるから。
今、僕が大事にしようとしてることは
自分の「心」と「身体」に
意識を向けること。
とにかく
頭で考えるのではなく
自分の感覚や直感を重視しています。
そうすると
今まで自分だと思っていた自分が
とにかく邪魔になってしまうんです。
真面目で努力家だと思っていたのに
ストイックで継続できると思っていたのに
僕が心から望んでることは
「なまけたい」ってこと。
ひたすら自分に鞭打って
ひたすら追い込んで
そうして自分を高めていくことで
モチベーションも上がるし
前にも進んでいける。
実際の行動で前に進めれば
成功することもあるし
やりがいも感じて
自分の思い描く姿にも近づくことができる。
そう思っているのにも関わらず
それら全てを
『放り投げたい』
という投げやりな想いにかられてしまうんです。
それもこれも
自分に鞭打って
無理矢理進んでるからであって
そんなしんどい日々を
「やめたい」
と思っています。
僕の
『こうしなければいけない』
という勝手な思い込みや
『やらないことで目標が遠のく』
という不安から
鞭打ってでもとにかく進まなければいけない
と自分を追い込んできました。
だから自分は
目標に向かって努力できるタイプだ
ストイックに続けることができるタイプだ
真面目にキッチリやるタイプだ
と自分が自分に呪縛をかけてきました。
でもね
本当は違ったんです。
本当は
飽きっぽくて
怠け者で
続けることが苦手で
めんどくさがり屋で
いつも自分を高めてるわけじゃない。
それに気づいてしまったんです。
頭が硬い考えてから動く理論派だと思っていたのですが
感覚を重視して直感で選んだ方が
ワクワクしたしうまくいっていました。
（結婚とかね。出会って１ヶ月で結婚決めたからね。）
理屈で説明されると納得感があって
自分の中に落とし込めやすい
ということもあるにはあるのですが
基本的に頭を使うことは苦手で
分析したり計算したり
ましてや計画することも得意ではないんです。
それなのに
『自分はしっかりしているタイプ』
なんて思っているものですから
なんでも計画的にを
きちんと頭で理解してから動こうとします。
そんなことはできないのに。
そんなことはしたくないのに。
そうしなければ
成長できないし目標を達成できない。
と自分が自分にささやいてるから。
自分はそういうタイプ
自分は〇〇な人だ
という自分が自分に貼ったラベルに
疑問を持って
改めて自分自身に意識を向けると
全く別の自分がいることに気づきます。
自分の感覚というもの
体が訴えているもの
そういった体感覚に目を向けると
本当は疲れていて休みたい自分がいたり
耳を澄まして
心の声が訴えているもの
心に目を向けると
本当は遊びたい自分がいたり
ただのんびり過ごしたい自分がいたりしました。
そんな
休みたい
遊びたい
のんびりしたい
っていう自分は
『目標を達成するためには邪魔なだけ』
って排除して見てみぬふりをしていました。
『自分はこういうタイプだから』
と制限をかけて
本当の自分らしさが見えなくなった状態は
本当に望んだ自分なのでしょうか？
そう改めて自分に問うことは
すごく大事なことだと思うんです。
誰かに憧れて
その誰かのようになろうと頑張ったり
理想の自分に近づくように頑張ることは
誰しも少なからずあると思います。
でもね、
そういう思いって
自分の声を置いていってしまうことがあります。
僕たちが
誰かに憧れたり
理想を持つときって
『今の自分のままではダメなんだ』
って思ってるとき。
そうするとね、
世の中に溢れている
HOWTOみたいなものにあっさりと踊らされて
なりたい自分に近づくために
『こうすることが成功につながるんだ』
と信じた結果
柄にもないことをして
やりたくもないことをしていたりします。
そんな自分でいるから
好きなこともやりたいことも
わからなくなってしまうんですね。
自分に意識を向けて
心の声を、身体の声を聞いてみてください。
それは
とてもとても小さな声です。
耳を澄まして聞いてください。
今、
しんどい思いをしてるのは
自分で自分に制限をかけているだけだったりします。
制限をかけている理由さえわかれば
あとはリミッターを解除すればいいだけです。
つまり
安心安全な今やっている方法をやめることです。
怖いですよね。
僕も怖いです。
やめるというのは本当に怖い。
当たり前のようにやってきたから。
そうすることで安心してきたから。
その方が楽しいとわかっていても
その方が生きやすいとわかっていても
やめるのは怖いです。
でも
その怖いをやってみたら
世界が変わるのは間違いないです。
本当の自分らしさに従ってみてください。
無理しないで
そのままの自分を受け入れる。
そうすれば
僕らの世界は
色とりどりでワクワクした世界に変わります。
FIN
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