僕たちが生きづらくなってしまうのは

 

「誰かの価値観で生きている」

 

からってことがあります。

 

 

友達や先生から学ぶ価値観もあれば

 

自分がいつの間にか受け継いできた価値観もあります。

 

 

特に母親の価値観が影響しています。

 

 

 

知らず知らずのうちに刷り込まれた価値観は

 

それが当たり前になり

 

僕らを苦しめるもとになっていきます。

 

 

そんなことできて当たり前だから

もっとがんばらなきゃいけない。

 

誰とでも仲良くして

嫌われないようにしなければならない。

 

母親にそう言われて

 

『そうじゃなきゃダメなんだ』

 

と思い込んでしまい

 

それが自分の中の価値観として

 

周りにも求めるようになっていき

苦しくなる。

 

 

そんな生きづらさを感じてしまう

 

誰かの価値観に気づいて

 

手放すことが、

 

人生を楽に生きるコツ。

 

 

 

そのために母親と向き合うんです。

 

そのために母親を知る必要があるんです。

 

 

 

 

 

 

 

以前、「母親を知る」ために

 

母親が何をどう思っているのか

 

聞いてみました。

 

 

 

そしたら

 

母親から

初めて聞くような思いがポロポロでてきて

 

『そうだったんだ・・・』

 

と初めて知る部分もあり、驚きました。

 

 

 

そしてもっと「母親を知る」ために

 

どうやって今の母親になったのか

 

「年表を作る」ってことをしました。

 

これはナリ心理学認定アドバイザーのちえさんが勧めてくれてるものです。

 

 

 

僕らが刷り込まれた価値観は

 

どう作られ

どう引き継がれてきたのか?

 

母親が生きてきた背景を知ることで

 

その状況で

そう思ってしまうのは

 

『仕方のないことだったんだな』

 

って納得することができます。

 

 

 

納得して

認め

見限っていくことで

 

母親の価値観から

逃れることができていきます。

 

 

 

 

母親の生きてきた歴史みたいなのって

 

ちゃんと聞いたことなかったんですが

 

母親にも幼少の頃があったことに

 

なんだか違和感を感じました。

 

 

 

『母親にだって子供時代がある』

 

ってことはわかっているんですが

 

幼少の頃や学生の頃の母親のイメージができない

 

 

 

それだけ母親というのは

自分にとって絶対的な存在で

 

未熟で弱い存在とは思えないんですよね。

 

 

 

子どもは

 

未熟で弱くて母親がいないと生きていけない。

 

 

だから

 

母親が未熟で弱くては困るのです。

 

クソでゴミな母親では困るのです。

 

 

だから

 

そんな絶対的で強い母親に

 

か弱い幼少の頃があるとは想像し難いものです。

 

 

いや

 

『想像したくない』

 

と言った方が正確かもしれませんね。

 

 

 

 

僕の母親は

戦後まもなく産まれていて

時代としてはかなり混乱してました。

 

 

『さぞしんどかったんだね』

 

って話かと思ったら

 

母親的にはそうでもなくて

けろっとしてるんですよね。

 

 

というか

 

ほぼ覚えていないらしいのです。

 

あまりに覚えてなさすぎて衝撃でした。

 

 

 

どっかで記憶を改ざんしているのか

 

重要なことだろ?ってことも

 

抜け落ちているようでした。

 

 

 

当時の様子や

 

その時に感じてた感情を聞いて

 

今の母親がどう作られたのかがわかり

 

母親も母親から刷り込まれた価値観を

 

どう育んできたのかを知ったことで

 

また少し母親の理解が深まりました。

 

 

 

僕が母に対して

 

助けて欲しい時助けてくれなくて

 

寂しい思いをしていたように

 

母も母親からの愛情を受けてなくて

 

寂しい想いを抱えていることを知りました。

 

 

 

母は愛情を強く求めていました。

 

でも父はその求めに応えなかった。

 

 

我慢ばかりして余裕がなくなった母は

自分にしか目が向かなくなり

 

「家族のため」

 

という名目で外で働くようになり

 

子供と向き合うことを放棄して

家に帰ってこなくなりました。

 

 

そうして

僕はダイヤを忘れていきました。

 

母親からの愛情を求める僕の姿は

 

僕の母がたどった道と同じだったわけです。

 

 

 

 

負の連鎖を

 

繰り返してしまっています。

 

 

自分が辛い想いをしたから

子供にはそんな想いはさせたくない

 

と言いつつ

 

結局同じ道を繰り返していたりします。

 

 

だからこそ

 

ダイヤを思い出すことが重要なんです。

 

 

母親が生きてきた背景を知ることで

 

母親の価値観がどのように

自分に引き継がれているのか

 

なんとなく見えてきました。

 

 

記憶の中の

頭の中の母親が

 

なぜ自分を認めてくれなかったのか?

なぜ自分のことでいっぱいいっぱいだったのか?

なぜ笑っていなかったのか?

 

そんな疑問を

 

年表を作ることで

母親を知り

 

認めることができるようになっていきます。

 

 

それが生きやすくなる一歩。

 

これでもか!

ってくらい母親を知る

 

まずはそこからやってみて

 

母親の価値観に気付き

 

いらんものは手放していきましょう。

 

 

FIN

 

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