人間関係の中で
誰かの言動に過剰に反応してしまう自分。
その根っこには
自分のどんな思いがあるのか知りたくて
これまで2度に渡って受けてきた
インナーチャイルドセラピー。
「鉄は熱いうちに打て」
ということで
前回の興奮冷めやらぬうちに受けてきました。
前回
僕の中に女性的な一面があることを知り
衝撃的だったのですが
前回の投稿に対して
周りの人たちから
『知ってたよ？』
って当たり前かのように言われました。
『知らなかったのは自分だけ！？』
ってこれはこれで衝撃でした。
そんな周囲の反応も
面白いと思いながら
確実に変化を感じて受けた3回目。
またもや
衝撃的なことが起きました！
Σ(｀□´/)/ ﾅﾆｨｨｲｲｲｲ!!
何が衝撃的かって
大号泣したこと。
ｳﾜｧｧ━━━━━｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡━━━━━ﾝ!!!!
僕の中の前提で
『人前で泣くのは恥ずかしい』
って思いがあって
よっぽとのことがない限り
人前で泣くなんてあり得ないことでした。
それが大号泣。
泣く自分にも戸惑いましたが
涙が溢れたきっかけにも戸惑いました。
それは
幼い自分自身の叫びでした。
初回のときにイメージした幼い自分は
しゃがみこんで横向いてて
こっちを一切見ようとしませんでした。
呼び掛けても反応しない。
そもそも
イメージしている僕自身が
しゃがみこんでる自分に接するのが怖くて
全く近づけない状況でした。
今回のイメージでも同じように
幼い自分は膝を抱えてました。
呼び掛けてもやっぱり
反応しない。
『今回もやっぱりだめかな？』
そう思っていた矢先
こっちをちらっと見ていたような気がして
もう一度呼び掛けてみると
こっちに顔を向けました。
向けたと同時に
物凄い勢いで助けを訴えてきたのです。
『助けて…』
そう叫ぶ彼を目の当たりにしたら
涙が止まらなくなりました。
今まで助けてあげられなかったことに
申し訳ない気持ちが溢れて
今もその悲痛な叫びに
手を差し伸べてあげられないことに
胸がキューっとしめつけられて
押し潰されそうな気持ちになりました。
人は
辛かった記憶やしんどい想いは
自らなかったことにしてしまうことがあります。
記憶はあるけど
感情を消し去る
なんてこともあります。
見たくない感情に蓋をして
ずっと見ないようにして生きていく。
でも…
どんなに蓋をしても
なかったことにはできません。
ないようにしてるだけで
ないわけじゃない。
傷ついた傷を消毒もせず放置して
カサブタができて一時は痛くなくなっても
それと同じようなことが起きるたびに
カサブタがめくられて痛む。
傷はずっとそこにあって
ほんとは痛みをともなっています。
だから
時にめくられると
痛い。
痛いのは嫌だから
避けようとしますよね。
痛みから自分を守るために
慎重になって
人に気を使って
人の顔色うかがって
当たり障りのない話して
傷に触れないようにします。
ふいに傷に触れられようものなら
過剰に反応して
怒って
へこんで
必死に傷を隠そうと抵抗してしまうのです。
僕たちが抱える多くの悩みは
今、『自分の目の前で起こっている問題』
をどうするか、ということです。
ナリ心理学で言う「煙」は
そうした過去の痛みから起きてきます。
傷は放置しないで手当てする。
『もう今さら…』
なんて思わずに
傷に気づいたなら
癒してあげた方がいいです。
僕は、まだまだ傷が癒やしきれてなくて
カサブタをめくられて
人の言動にモヤモヤしたり
イライラしたりして
問題が発生するすることもあります。
それでも今回のセラピーで
傷そのものがなんなのか
見えてきたので
もう少し傷と向き合って、明確にして
きっちり癒してやりたいと思っています。
過去の痛みを放置してませんか？
FIN
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