WinｰWinという言葉を聞いたことありますか？
１度はどこかで耳にしたこともあるでしょう。
これは「お互いが勝てる状態」のことで
お互いにとっていい話だったり
どちらも損をしないような話のことですね。
このWinｰWinというのは
ビジネスの取引の場面において
よく使われているイメージですが
普段のコミュニケーションにおいても
利用できる考え方なんです。
WinｰWinはお互いがハッピーな状態で
とても良い関係が作れている状態ですが
普段のコミュニケーションの中で
このWinｰWinの状態を作るためには
「自分自身が自由であること」が必要です。
お互いが良い状態を作ろうとしたときは
相手がどうしたいのかを考えると思います。
それはとても良いことなのですが
相手のことを考えているうちに
相手を優先してしまうことがあります。
それは自分ががまんをすることになり
お互いが良い状態ではなくなってしまいます。
また
お互いが良い状態を作り出すためには
『お互いが譲り合う気持ちが大切』
そう思われるかもしれませんが
相手を優先することと
譲り合うことは違いますね。
ちなみに
相手を優先することは自分ががまんし
お互いが譲り合うことはお互いが妥協する
ということでどちらも好ましくないですね。
お互いが良い状態を作ろうとしたときに
相手のことを考えすぎるとお伝えしましたが
逆に自分のことばかり考えてしまい
WinｰWinにならないということもあります。
『自分の都合に合わせたい』とか
『自分が損をしたくない』などと考え
つい自分勝手になってしまい
相手をないがしろにしてしまいます。
では
自分を自由にすることがWinｰWinになる
ということはどういうことでしょう。
それは
自分が自由でいることで
相手が『心地よい』と感じることです。
自分はもちろん気分の良い状態なんですが
相手も同じように気分が良い状態なんですね。
自由と聞くと
「好き勝手していてわがまま」
というようなイメージですが
自由な人は自分が自由でいることが
気分が良くて楽しいため
『周りの人たちにも自由でいてほしい』
と考えているんですね。
つまり
相手が好き勝手わがまましたとしても
相手を尊重するし受け入れるんです。
だから相手も心地が良いし
自由な人を尊重するし受け入れる。
好き勝手してわがままに見えるのは
実は自分がうらやましかったりするからです。
『自分もあんな風に自由でいたい』
そう思う気持ちが自由な人を否定して
『自由でいることは好き勝手してわがまま』
そう自分に言い聞かせているんです。
つまり
『自分は自由に生きることはできない』
とあきらめてしまっていることを
納得するための「こじつけ」だったりします。
とは言え
自由になろうとしたところで
自由になんてなれないものです。
自由がわがままだと思っているうちは
自由になろうとすることは
好き勝手わがままになることになるので
とても抵抗があるでしょう。
自由になっていくためにまずできることは
「相手の自由を許すこと」です。
『そういうやり方もありかなぁ』とか
『僕は違うと思っているけど
そんな考え方もあるのかぁ』など
相手の自由を認めてあげてください。
そうすると
そのうち自分のことを受け入れられます。
なぜなら
人を受け入れられる人は
自分も受け入れられますから。
自分を受け入れられるようになると
『自分も自由でいいんだ』と思えるようになり
晴れて自由人へと変わっていきます。
そして
自分が自由になっていけば
自分の周りも自由になっていきます。
まさにこれこそが
WinｰWinになるということですね。
あなたも自由人を目指してみませんか？
あなたのためにも
周りのためにも
自由になりましょう。
鳥居剛志
「自由になるためのサポートをします」
自由を目指すときには
自分自身に抵抗があることもそうですが
周りからも抵抗が出てくるでしょう。
そんなときに
自分の気持ちを確認したり
自分を信じて進むために
誰かが側にいてくれることが
とても助けになります。
話を聞いてくれたり
背中を押してくれたりしてくれる存在が
いるといないとでは
うまくいくどうかが大きく変わるでしょう。
『自由になろう』と思った時は
一度ご相談ください。
ご質問もお待ちしています。
