苦手なものや嫌いなもの
怖かったり避けたいものというのは
きっとあなたにもありますよね。
 
 
今では自分の中で当たり前なことであって
『今さらどうしようない』
そうあきらめているかもしれません。
 
 
しかし
もし嫌だったり怖かったりすることが
改善できたらどうですか?
 
 
 
 
その嫌なことや怖いものを抱えていても
避けて通れば特に問題ないのであれば
何も困ることもないでしょう。
 
しかし
会社の上司が苦手とか
どうしても嫌いな仕事があるなど
日々の生活で困ってしまうことならば
やはりなんとかしたいのではないでしょうか。
 
 
 
嫌なことや怖いものを
改善することができたならば
間違いなく生きやすくなります
 
そして
改善することはできるんです。
 
 
 
 
では
どう改善していくのでしょうか?
 
 
それは
過去を書き換える
ということがおすすめです。
 
 
 
そもそも
嫌なことや怖いものというのは
最初からそう思っていたわけではなくて
何かしらきっかけがあったはずです。
 
 
例えば
犬が嫌いな人は
小さい頃に犬に噛まれた経験から
犬を嫌いになったのかもしれません。
 
どんなに可愛い犬だったとしても
その人からしてみたら恐怖の対象です。
 
なぜなら
犬は噛む動物で痛いものとして
その人は認識し記憶しているからです。
 
そして
『犬は怖いから逃げる』となって
犬と触れあうことがないために
いつまでも変わらず嫌いとなるのです。
 
 
 
犬が痛くて怖いというのは
その人の経験から学んだことですが
学んだことというのは学び直せます
 
 
つまり
犬が痛くもないし怖くもないと学べれば
『嫌い』とか『怖い』という気持ちを
克服できるということですね。
 
 
 
経験を学び直すためには
特別な方法はありません。
 
『痛くて怖い』と思ってしまったことを
『痛くも怖くもない』と経験し学ぶだけです。
 
方法としてはいろいろあると思います。
 
「ペットショップで眺める」だったり
「子犬から触れてみる」など
経験を上書きするわけですね。
 
 
 
ただ
『それがそう簡単にはいかないから困る』
そう言われるかもしれません。
 
 
確かにその通りで
簡単に克服できたら苦労はしません。
 
 
 
 
経験を上書きして克服するには
あるポイントがあります。
 
 
それが
違う見方をするために言葉を変える
そして
見方を変えた言葉を持ち歩く
ということです。
 
 
 
『犬が怖いのを直したい』のであれば
『犬は小さい動物』とか
『犬は優しい動物』など
まずは見方を変えてみましょう。
 
実際に小さかったり優しいかどうかは
とりあえず置いておいて
まずは犬に対する見方を変えてみるわけです。
 
 
 
「怖い動物」という一択しかない見方に
違う見方があることを知るだけだも
かなり前進できるはずです。
 
 
 
そして
その見方を書いた紙か何かを
常に持ち歩きましょう。
 
 
嫌いなものや怖いものは
自分の中で当たり前になっているため
犬を見た瞬間に瞬発的に
『嫌だ!怖い!』と思ってしまいます。
 
『それは違うんだ』ということを
何度も何度も自分に刷り込むためには
一回見方を変えたぐらいでは
うまくいかないでしょう。
 
 
 
人はすぐに忘れてしまう生き物です。
 
携帯の画面に大きくメッセージを書くなど
常に確認できるようにしておきましょう。
 
 
そうして
『見方が少しずつ変わってきた』
そう感じられたら
実際に犬に触れてみてもいいかもしれません。
 
そこではじめて経験が上書きされ
「嫌いや怖い」が克服されるかもしれません。
 
 
 
 
苦手なことや嫌いなこと
怖いことや避けたいことは
『克服したい!』と思うほど
克服できないジレンマに陥ることがあります。
 
それは
「犬が怖い」という見方は変えず
無理矢理に克服しようとするからです。
 
 
無理矢理克服しようとしても
「怖い気持ち」がかえって増幅して
逆に嫌いになっていってしまうことも
よくある話だったりします。
 
 
 
 
犬でも
会社でも
上司でも
どんなことにおいても
いろいろな見方があります。
 
自分が当たり前だと思っている見方を
少しずつ変えていくことで
怖いも嫌いも克服していきましょう。
 
 
 
 
鳥居剛志
 
 
 
 
見方を変えるにも
どういう見方があるのかを知らないと
見方を変えることができません。
 
嫌なものや怖いものなどを変えたいときは
ご相談ください。
 
僕の知りうる限りではありますが
見方を変えるお手伝いをしますよ。
 
ご質問もお待ちしています。