『がんばって仕事したのに

きちんと評価してくれない』

 

そういった経験ありませんか?

 

 

 

僕は割りと真面目な方で

一生懸命仕事に取り組みますが

評価もすごく気にするタイプだったので

『自分の仕事を認めてほしい』

いつもそう思っていました。

 

そして

仕事を認めてもらうということは

やはり見返りの報酬も求めていましたね。

 

 

 

しかし

人の評価というのは

自分の思ったようには評価してもらえず

モヤっとすることも多いですよね。

 

 

そんなときに

同じような仕事をしていた他の人が

なぜか自分よりも評価されていて

表彰や報酬を与えられていたとしたら

自分の心の内は穏やかではありませんよね。

 

 

『なんであいつが!?』

『自分の方が貢献してるのに!』

そう不満が出てきても仕方ないですよね。

 

 

 

 

 

人は公平な評価を望みます。

自分が使った時間や労力やお金などと

それに対する報酬として自らに分配された

評価などの釣り合いを気にします。

 

これを「公平分配」と言うのですが

この公平分配は不満の種になることが

時として多くなるものです。

 

 

 

アダムスという人の研究では

人はがんばって仕事したにも関わらず

その報酬に不満が出ると

その報酬に見合った仕事をしかしない

という結果が出ています。

 

つまり

自分が使う時間や労力などを調整して

手を抜くことということですね。

 

また

『評価をしてほしい』と訴えても

自分が満足するように評価されなかったり

不満が溜まってきてしまうと

その場から逃げてしまう傾向が多いそうです。

 

 

 

 

 

公平な評価や報酬がほしいと思うことは

誰もが思うことではあります。

 

しかし

公平な評価というのは

自分の感覚とはズレることも多く

自分としてはがんばっていたとしても

十分に満足できる評価がもらえるとは

必ずしも限りません。

 

それに

評価に基準があり

客観的な数字で評価される場合は

まだ納得しやすいのですが

そこに人の判断が加わってくると

評価する人の見方や考え方によって

評価が変わってしまい

やはり不満へとつながってしまいます。

 

 

 

 

 

ではどうしたらよいのでしょうか?

 

それは

評価や報酬を他人に託してしまうから

不満につながってしまうのです。

 

 

評価をするのも

報酬を与えるのも

自分で行えば不満にはなりません。

 

 

 

とは言うものの

公平に評価されず自分が損をしてしまうと

不公平感を感じてしまうでしょう。

 

 

そこで自分にできることは

「評価されるようさらにがんばる」

もしくは

「別に変わるものを探す」です。

 

 

 

評価をされるためにさらにがんばるのは

おすすめできません。

 

なぜなら

自分ではなんともできないことも多く

いくらがんばっても希望が叶わないと

やがて燃え尽きてしまうからです。

 

 

そこで別にものを探すことをおすすめします。

 

自分が満足できる評価や報酬が得られるような

何か他に変わるものにスイッチすることで

自分のモチベーションも上がりますし

不公平感も感じにくくなります。

 

 

 

 

評価や報酬に差が出てことは

確かに不満に感じてしまいますが

そこにとらわれすぎてしまい

仕事をおろそかにしてしまうのは

自分にとってもったいないです。

 

なぜなら

手を抜いて仕事をするということは

自分の能力を使わず出し惜しみすることで

それは自分の能力が劣化していってしまう

ということになっていくからです。

 

 

 

 

一時の評価や報酬ばかりにこだわらず

自分が本当に望むものがなんなのか?

ということを知って

たとえ今評価されず報酬が与えられなくても

腐らずがんばることはいつか必ず報われます。

 

 

 

『自分は良くがんばってる』

そう自分を認めてあげながら

地道に進んでいきましょう。

 

 

 

 

鳥居剛志

 

 

 

 

評価や報酬に不満があるとは

ご相談ください。

 

評価そのものをどうにかせず

解消していく道を探していきましょう。

 

ご質問もお待ちしています。