「期待」って聞いて思うのは

モチベーションになることもあれば

逆にプレッシャーになることもあって

期待をどのように受け取るかは

人それぞれだということです。

 

 

 

 

 

仮に僕が期待をされたら

『期待に応えたい』

というやる気になる部分と

『できなかったらどうしよう…』

というプレッシャーになる部分と

おそらくどちらとも感じると思います。

 

割合としてはネガティブな方が大きいかも笑

 

 

なぜなら

僕は失敗を繰り返したことで

『何をしても失敗する』という

「あきらめ」にも似た想いに縛られてしまい

新たにチャレンジすることに対して

意欲がなくなってしまったからです。

 

 

 

 

これは「学習性無力感」と言って

セリグマンという人が見つけた

「人が陥りやすい心理現象」なのですが

僕はまんまと体感しました笑

 

 

 

 

その後は期待されることに対して

失敗することへの「恐怖」と

無力感からくる「めんどくさい」と感じ

嫌悪感を抱くようになりました。

 

 

 

 

 

この「学習性無力感」を抜け出すには

日々の小さな小さな出来事を

いちいち『できた』と認識して

『大丈夫、自分はできる』と思いつつ

できた自分をべた褒めすることで

「学習性無力感」を塗り替えていく必要があり

けっこうな時間がかかります。

 

 

 

さらに

「学習性無力感」に陥っているときは

期待されることが全て負担になるわけですが

これの多くは自分で自分にかけています。

 

つまり

相手からのプレッシャーよりも

『失敗したら…』

『期待に応えられないかも…』

と自分で勝手に妄想してるわけですね。

 

 

 

実際

期待してくれている相手は

自分が思ってる程期待してなかったり

失敗も想定してくれていたりします。

 

 

 

 

 

 

ただ

期待されることを避けているような人は

自分が思っている期待値が

相手が思っている期待値よりも

はるかに高い傾向にあって

結果を出せた時は

その結果が相手の期待値を上回っていた

なんてことが多く

相手からの評価が上がることがあります。

 

 

 

本人は『これぐらいじゃ全然だめ』と言って

自分を引きずり降ろすのですが

ここをちゃんと認めてあげることさえできれば

大きな力になることでしょう。

 

 

 

 

 

また

あまりにもがんばってしまって

自分のキャパシティを越えてしまっているため

途中で燃え尽きてしまうことも多いです。

 

 

常にフルダッシュしていれば

当然もたないわけで

自分の体力が空になれば終了となります。

 

 

 

かといって

フルダッシュしないと

自分に余裕が生まれるため

余裕が手を抜いている感覚になると同時に

怠けてると感じるので

「相手の期待に背いている」に繋がっていき

力を抜くこともできず倒れるまで走ります。

 

 

 

いずれにしても解決策としては

「全て数値化する」

 

もしくは

「工程表をつくる」

 

ということがオススメです。

 

 

 

『今自分がどのくらいできているか?』

『あとどれくらいやるとどうなるのか?』

 

などをきちんと把握することが大事です。

 

 

 

 

工程表や数値化することで

全体の計画も作れますし

途中経過を知ることで

自分を認めることもできて

達成感を感じることもできます。

 

さらに

相手の期待値も明確になりますので

的確にがんばることができます。

 

 

 

メリットだらけですね笑

 

 

 

1つデメリットというか注意点があるとすれば

あまりにもきつい工程表を作ることです。

 

『少し楽かな』と思うくらいでよくて

あまり負荷をかけすぎないでください。

 

 

 

 

また

工程をこなしていくうちに

『もう少しできるかな?』

と思うこともありますが

そこはグッと堪えて工程通りに進めましょう。

 

 

なぜなら

できそうだからといって

工程をきつめに再設定すると

負荷に耐えられずしんどくなったときに

元に戻すことができなくなります。

 

 

 

商品の値段もそうですし

人の期待値でもなんでもそうですが

上げることは簡単なのですが

下げることは上げるときより

何倍も大変なので気をつけましょう。

 

 

 

 

 

期待されるということは

すでに認めてもらえているということです。

 

 

 

期待に応えようと一生懸命になることは

ある程度の負荷がかかることで

さらなる自分のレベルアップにもなりますし

誰かの役に立てると感じることで

満足度も幸福感も上がります。

 

 

 

うまく「期待」を使っていき

毎日がより楽しく充実するといいですよね。

 

 

 

 

鳥居剛志

 

 

 

 

僕が今期待されていることは・・・

ないかもしれない笑

 

僕は自営業で1人で仕事をしているので

人との関わりがないため

誰かに期待される状況がないですね笑

それはそれで気楽ではありますが

期待されないのも寂しいですね笑

 

あなたは期待されていますか?

 

期待に応えるために1人でがんばっていると

知らず知らずの内にペースが上がっていたり

自分への負荷が強くなっていたりします。

そんな時はご相談ください。

一緒に工程表や数値化を立てて

負荷を軽くしていきましょう。

ご質問もお持ちしています。