小さい頃の将来の夢はサッカー選手だった
親や先生はもちろん喜んで応援してくれる。
でもいつか気づく。自分には無理だと。
僕は中学生の時だった
上には上がいてその上にはさらに上のやつがいる
勝負の世界なら当たり前の話だ。
けどサッカーは楽しかった。だから高校は県内の強豪チームに進学した。
中学の時はいい結果を残してないから、高校こそはと強く自身と希望を持って入学した。
だがそんなに現実は甘くなく、中学の時と変わらない生活だった。
その高校でやるサッカーは楽しくなかった。なぜなら監督の絶対王政だったから。
スポーツの世界なら当たり前かもしれない。自分の考えが甘いのかもしれない。そんなことはわかっているが、自分が何のためにサッカーをやっているかわかんなくなった。
そう感じた時、今年の夏(7月)に辞めた。
高校3年の夏である。
自分の場合大学はほぼ決まっているために、受験勉強はない。人生で1番暇な夏休みだ。
友達に本を進められた。
読書は好きではなかったが、あまりにも暇なので試しに読んだ。
感動した。なんか今まで自分が無駄な時間を過ごしてた気がした。もっと将来をちゃんとみつめて、今を大切に生きなきゃと。
同時にその友達は自分より少し先を歩いてるような気がして。焦った。
それから毎日図書館に通いたくさん本を読んだ。
自己啓発系やビジネス書などだ。
今では本を読む事が好きだ
そして自分の行動が変わった。というか変えた。
自己啓発を読みあさっても自分が変わらなきゃ本の意味がないからだ。
とても貴重な時間を好きに過ごしている。そして、人生にとってプラスの時間を過ごしてる。
あの時サッカー部を辞めずになんとなく続けていたらと考えると寒気がする。
あの決断が間違っていないと思えるような人生を歩む。そして今を真剣に楽しむ。その連続が、その瞬間瞬間が、その点が、いつか振り返った時に線になるように。