長岡花火の歴史は古く、長岡が空襲に襲われた翌年の昭和21年に、慰霊と復興への想いを寄せて始まったそうです。また、平成16年に起こった中越地震の翌年から始まった「フェニックス」という大型スターマインが見物となっていて、毎年県内外から、多くの人出が集まるようになりました。
私は、そのフェニックスを観た事がなかったのですが、ちょうど10年目の節目を迎えた去年。長岡に兄が住んでいるという恩恵にあずかり、初めて、直に観る事が出来て、それはそれは、あまりの美しさに涙が止まらないほど感動したものでした。
フェニックス＝不死鳥
「何度、被害に遭っても、不死鳥のように甦る」というメッセージが込められているそうです。
私は、去年観たあのフェニックスの感動にまた浸りたいと、兄に頼んで、観戦席を取ってもらい、今年もまた観る機会をもらえて、喜んでいました。
そして、慰霊の想いが込められている長岡花火に、勝手に個人的に、ごっちゃんへの追悼の意を込めたいと思っていました。
ところが、花火に向かう前日、私は思いも掛けない驚愕に見舞われました。
8月2日の長岡花火で、【追悼 後藤浩輝】の花火が打ち上がる、という事を。
2011年に、オークスというＧⅠを勝った、エリンコートというお馬さんとごっちゃん。
その優勝を記念して、2011年から「永遠のエリンコート」とう題目で花火が打ち上げられているそうなんです。
去年も上がっていて、観ているはずなのに、そんな花火が打ちあがっている事すら知らなかった私(^^；
今年は、その題目に「永遠のエリンコート 追悼 後藤浩輝」と、ごっちゃんの名前が付けられました。
まさか、自分が観に行く日に、こんな素敵な花火が打ち上げられるなんて・・・。
長岡に兄がいなければ、席を取ってもらえなければ行かなかった。機会を与えてくれた兄に感謝し、また これも、ごっちゃんからの思し召しと勝手に受け留め、追悼の意を込めたいと思いました。
ごっちゃんから頂いた 保存状態が悪くボロボロになってしまった
うちわと一緒に(笑)
兄の家に行くと、プログラムが書かれたパンフレットがありました。
そこにも、しっかり、「追悼 後藤浩輝」の文字が。
8：24～
プログラムNo.22 大スターマイン 【永遠のエリンコート 追悼 後藤浩輝】
いよいよ、ごっちゃんの花火が打ち上がりました。
私は自分の目で耳で、しっかり楽しみたいので、写真・動画は一切撮らないつもりでしたが、
当日観られなかったファンの方たちのためにも、自分のために、記念に残したくて、
やっぱり動画撮りました（笑）
ごっちゃん追悼花火♡youtubeにUPしました。
2015長岡花火永遠のエリンコート追悼後藤浩輝
花火開始の合図に、GⅠファンファーレが流れるのが、毎年の恒例だそうです。そのファンファーレに、私は競馬場と同じように手拍子しました。
きっと ごっちゃんも近くで観ていてくれたはずです。
綺麗だった～（≧∇≦）周りの歓声が、自分ごとみたく、嬉しかったなぁ～。