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手織り機を購入したので、たんまり溜まっている着物を解いた布が使える~おねがい音譜

 

 

2年前に家を引っ越してからは家具などのアップサイクルをすることが多くなってしまっていましたが、以前は洋服のアップサイクルをすることが多かったんです。

 

一時、着物のアップサイクルにハマっていた時期に親から譲り受けた着物、友人からもいただいたり、日本に帰った時に着物やさんが出している古いものや傷物を安値で買って、結構な量になってしまっていました。

 

一部はネットオークションで手放したんですが、親からの物はもちろん大事に自分で使ってますよ。

 

着物のアップサイクルは何が大変かって、着物を解くことです。

 

でも、着物を解いていると、いつも色々考えさせられます。

 

一つ目は絹のいい着物はすべて手仕事です。

なので、解きながら作った人の縫い方などを見れます。うまいへたもあります。

うまい縫い子さんの手仕事はミシンのようにうまく、感動します。

 

もう一つは、着物のパターンはなるべく布を切ることがないよう出来ていることの凄さです。

これはまさしく、一度誰かが着た着物でも次に何かに使えるようにという工夫もあってだと思います。

昔の人はそれこそ日々がアップサイクルだったんだと思います。

勿論、絹地は布を切ることで解れてくるので布を切らないほうがいいということもあったんだと思いますが。

 

そして文化や人種(人間の体形と言うか)の違いまで考えさせられるます。

着物は布をなるべく切らないようにほぼ四角から出来ているんですが、西洋はいかに女性の体の線を見せるかなのでパターンも曲線だらけで、正反対なところが面白いですね。

これは、現在の洋服のパターンでもまだその傾向があると思います。

 

でも一つ言えることは、年齢とともに何処の国でも共通して、ゆるい服になっていく~。

自分に優しい服がいいねドキドキ